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  第3節 有価証券偽造の罪(162条・163条)

意 義

 「有価証券偽造の罪」は,行使の目的で,有価証券を偽造・変造し,もしくは,これに虚偽記入をし,または,偽造・変造・虚偽記入された有価証券を行使・交付・輸入することを内容とする犯罪です。

保護法益

 「有価証券偽造の罪」は,有価証券に対する「公衆の信用」を保護しようとするものです。

犯罪類型

 「有価証券偽造の罪」として,以下のものが規定されています。

  ① 有価証券偽造罪・変造罪(162条1項) 

   ② 有価証券虚偽記入罪(162条2項) 

  ③ 偽造有価証券行使等罪(163条1項)・同未遂罪(同条2項) 

                                                                     有価証券偽造罪・変造罪