『街かど情報TSURU』208号記事一覧 :

心にアトリエを!
英国式喫茶食堂『ストックポット』


青と白のマンション1Fがストックポット 

 「あれっ? こんな所に…」
 オギノ駐車場の奥に、北欧風の灯りが点る。英国スタイルの喫茶食堂『ストックポット』は、文大生や近くに勤める人、子ども連れのお母さん、年配の方まで口コミで広く愛され開店二年目を迎えた。

女性に人気のオムライス 
英国式パフェ『トライフル』 

 私のお薦めはマイルドな『チキンコルマカリー』(730円)…フレンチコーヒーとデザートも一緒に注文したい!女性に人気はデミグラスソースのオムライス(880円)。『クリーミーパンプキンカリー』(680円)は甘口でお子様でも食べやすい。ごはんはすべてオーツ麦入りでヘルシー志向!オムライス(680円)・チキンドリア(〃)・本場沖縄の学生も頷くタコライス(780円)etc・ドリンクやデザート多彩!…予約宴会には、本格的なローストビーフが入るコースも!

オーナーシェフの坂倉さん 

 オーナーシェフの坂倉勉さん(山梨市出身)は、美大でデザインを学び、日本を代表するファッションデザイナー・山本耀司のお店の演出などを任され、ロンドンを拠点に欧州に十数年滞在した。帰国後、趣味として親しんできた料理を活かすよう、調理学校や飲食店で二年修業、喫茶食堂をオープンした。
 「欧州では、余暇を野外に求め、パブやカフェのテラス、自宅の庭先でビールやワインを片手に雑談したり、公園で読書をしたり、生活が家の内と外で有機的につながっていた。また、芸術が日常に心地よく息づいていた。大学生まで美術館が無料なので本物の絵や音楽を味わう機会にも恵まれ、心のゆとりに時間とお金を惜しまない。アートスクールの学生たちが集う定食屋さんで、新聞の日曜版を開きアート面を眺めるのが楽しみだった。」と振り返る。

グループの打合せにも最適! 

 「少年時代は、外でみんなと遊ぶより物を作っているのが好きで、お腹が減るとオヤツも自分で工夫した。夏休みに、夜でも風向きが見える豆電球付きの“風見鶏”を発明!新学期が始まっても納得いくまで登校しなかった。でも、その努力を先生が認めくれた。」…天然のひらめき感覚は、店舗や美味しい料理にも生きている。
学生たちがはった床。グ〜! 

 ストックポットのソファは鉄パイプを組んで作られ、ちょっと不安定…「途中の建物?」と見回してしまう飾り気なさにクラフト感が漂う。テーブルはゆったり配置され、柔らかな床板は昔の教室のよう…。イギリスでは日曜大工しながら少しずつ家を充実させていく。ストックポットも、文大生や友人のアーチストたちが、壁を塗ったり、床をはったり、メニューを作ったりして協力してくれた。若者たちの愛称は、ストポ。「二時にストポね!」という感じ…。
 昼下がり、アカペラサークルの女子学生たちが、歌を口ずさみながら楽しくおしゃべりしていた。
 「文大は音楽が盛んなようだ。演奏の場を提供したり、若い芸術家の活動を応援していきたい!」とやさしい瞳が光る。
ストックポットのMAP

【昼の営業】11:30〜3:00(ラストオーダーは、2:30)
【ディナー】夕方6:00〜11:30(ラストオーダー11:00)

※ティータイムに仕入れに出かける場合もあります。
【問合せ】090−5767−1583(ストックポット)

※かふぇめしやさんのうどん(新しいランチタイム)


『街かど情報TSURU』207号 に戻る