
高校新人戦長野県大会
写真は岩村田高校将棋班のみなさん。 (文章・写真ともMSG総統さまからいただきました。) 2009年10月31日・11月1日 松本市 |
|
高校新人戦 ・男子個人 中村恵佑君(松本深志)が1年生ながら混戦を抜け出して初優勝を飾った。準々決勝・準決勝は棒銀を駆使して鶴田康介君(岩村田)の四間飛車と山口哲也君(佐久長聖)の四間穴熊に対抗。鶴田戦は二転三転の戦いの末、辛うじて猛攻を凌いで再逆転勝利。山口戦では頑強な防御と執拗な端攻めで大敵を撃破。決勝の佐藤直輝(岩村田)戦でも中央〜玉頭の激しい捻り合いを中央からの大捌きから厳しい攻めで制した。強豪振り飛車との3連戦を全て急戦で乗り切った技量と胆力は見事であった。松本深志からの優勝・代表誕生は嶺山友秀君以来4年振り。 準優勝の佐藤君の戦いぶりも賞賛モノであった。準々決勝では青木真吾君(岩村田)との同校対決に完勝。準決勝の井出芳光(長野吉田)戦では2枚銀の圧力を巧みな角の捌きで突破。決勝では相手の弱点に手をつける展開に持ち込めればと悔まれるが佐藤清文君以来3年振りの岩村田からの代表誕生と共に佐藤3姉弟(直輝君の2人の姉は佐藤千夏・加奈姉妹)全員全国出場という快挙を成し遂げたのは立派であった。 山口君、井出君は惜しくもベスト4。共に攻めに精彩を欠いた感がある。3位決定戦では山口君が井出君の猛攻を振り切り竜王戦の雪辱を果した。 中信勢では西中宏介君(大町)藤牧寛之君(松本美須ヶ丘)がベスト4まで進んだが西中君は飯島流引き角戦法が機能せず井出君の乱戦モードにはまり、藤牧君は戦局が好転してからの受けが乱れて宿敵に競り負け全国切符を逃した。小森貴洋君(松本県ヶ丘)は初日で姿を消したが団体戦では鶴田君相手に必敗型に追い詰められたが最後まで諦めない粘りで相手を時間切れに追い込んだ。同じく松本県ヶ丘の草間仁史君はB級にて見事優勝を飾った。尚、B級からは2位に山崎貴俊君、3位に中沢航太郎と上田勢が2名上位に食い込んだ。 注目の岩村田勢は佐藤君の歩かに3人がベスト8進出したが青木君は佐藤君を攻め切れず、鶴田君は一度は逆転に成功したものの僅か一手の逸機を咎められ痛恨の再逆転負け。 ・男子団体 岩村田が箕輪進修、飯田A、伊那北A、松本県ヶ丘、諏訪清陵の順に降して団体初制覇を果した。諏訪清陵とのプレーオフは1手30秒の早指し戦となったが自信に溢れた力強い指し回しでストレート勝ちを果した。尚、3位には野沢南が入った。 この部門にはシード選手の太田啓介君も箕輪進修の大将として参加していた。 ・女子個人 内堀結さん(岩村田)が1年生ながら優勝という快挙を達成。岩村田からは、もう1人1年生選手である井出みず希さんが3位に入賞。1年生選手が同じ高校から2名代表を輩出というのも凄い快挙である。野沢北からは田中志歩さんが連続出場。野沢南から堀篭真理子さんが全国切符を手にした。 中信地区からは大町から3名、豊科から2名が、この部門に参戦したが佐久勢の壁は厚く健闘及ばず。 ・女子団体 岩村田が野沢南、野沢北を連破して2年連続優勝。前年と全く違うメンバーで連覇を達成。岩村田は結局この大会3部門を制覇、3人の県代表を輩出した。 |
|
高校新人戦最終結果 ・男子個人A級 優勝:草間仁史(松本県ヶ丘)2位:山崎貴俊(上田) |