NPO法人環境研究所豊明


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地球温暖化はどんな影響があるのか


 私たち人間がエネルギーを得るために石油や石炭を燃やし始め、COは徐々に増え続けました。現在の大気中のCO濃度は、18世紀に起きた産業革命以前に比べて約30%増えて、過去100年間で地表の平均温度は約0.5℃上昇しています。そのため、世界中で氷河が溶け出したり、南極周辺の氷が小さくなったりする事態が起きています。
 日本でもここ数年、大型の台風が数多く上陸するなど、温暖化の影響と見られる異常気象が起こり始めています。温暖化が進み、気温が2℃上昇すると、海面が15〜95p上昇し日本は多くの都市が水没の危険地帯となると言われています。

 集中豪雨による水害や干ばつによる渇水が各地で起こり、飲料水、農業用水の不足が深刻化します。
温度上昇に適応できない動植物が絶滅する恐れがあります。生態系が変わり、食糧不足にもなります。外国も影響があり、日本は食糧を輸入出来なると言われています。
マラリアなどの伝染病が流行する恐れがあります。熱射病も増え高齢者の死亡率が増加します。害虫や雑草も今までとは違う種類のものが増えていきます。

 温暖化は地球の気候と生態系を乱し、海面上昇、洪水や干ばつの増加、それに伴う食糧危機など、世界的に深刻な事態を呼び起こすと考えられています。
温暖化の最大の原因物質であるCOは、人間の暮らしや生産のあらゆる場面で排出されています。
家庭で使用するガス、灯油、ガソリンなどの燃料や石油や石炭を燃やして発電する電気の消費、電気を使って水を浄化する水道の使用もCOの排出につながっています。
家庭のエネルギー消費から発生するCOは、日本の全排出量の約2割を占めています。
 
 日本の食ベ物はおよそ60%は輸入品です。その多くは海外からCOを出しながら運ばれてきます。フードマイレージを見直し近くでとれたものを食べるようにしましょう。
私たちが購入する商品の製造と廃棄に関連するものを含めると、全排出量の約5割になります。
 家庭の消費にかかわるCO排出量は、1990年から5年間に約20%も増加しています。
このまま何もしなければ、家庭から出るCOの総量はさらに増え、温暖化もますます進むことは明らかです。
 日本のCO排出は、約40%が産業、20%が運輸だといわれています。しかし、産業のものを作り出すものを消費し、運輸のサービスを直接的、間接的に利用しているには私たち消費者です。
 私たちが暮らしを変えることで、産業のあり方や、社会のあり方を変えることが出来るのです。それがどんなに小さくても効果はあるのです。
 消費者である私たち一人一人が、温暖化問題の解決の責任を負っていることを自覚して、COの排出削減に真剣に取り組みましょう。現在、日本人一人あたり1日平均7000gのCOを排出しているそうです。このまま、何もしないでいると大変なことになるのでは。

さぁ、出来ることからはじめましょう。子どもたちと未来のすべての生き物のために。
このことを一人でも多くの人に「伝えること」が大事です。考えて、行動する人を増やしていきましょう!


■エコライフのすすめ
台所からエコロジカル(生態学的)とエコノミカル(経済的)の両面から考え、地球環境と地球環境を大切にするくらしをはじめましょう。
■買い物編
・冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物にいきましょう。
・献立も考えて無駄な買い物、衝動買いはやめましょう。
・マイバックを持っていきましょう。
・レジ袋は断りましょう。
・ごみになる容器は選ばないようにしましょう。(詰め替え商品を選びましょう)
・容器は分別してリサイクルへ出しましょう。
・旬の食材を選びましょう。
・外国産のものや国内でも遠方のものは避けましょう。
■調理編
・材料を無駄にしないような調理をしましょう。
・残り物のおかずのリフォームをしましょう。
・残った材料も最後まで活用しましょう。
■省エネ編
・ガスの炎は鍋底からはみ出さないよう気をつけましょう。
・鍋底の水滴は拭き取ってから火にかけましょう。
・保温機能はあまり使わないようにしましょう。
・ガスや電気を使いすぎないよう考えて調理しましょう。
■節水編
・野菜や食器はため水を活用しましょう。
■排水編
・鍋やお皿の汚れは拭き取ってから洗いましょう。
・ゴムベらでお皿の汚れを取ってから洗うのもいいですよ!
・米のとぎ汁は植木に、牛乳パックやジュースのパックなどのすすぎ水もお庭に。
・油は使いまわしをし、なるべく使い切りましょう。
・合成洗剤は使い過ぎないようにしましょう。石けんを使いましょう。
・ゆで汁、米のとぎ汁も利用しましょう。
■生ごみ活用編
・生ごみは有機資源と考え堆肥にし土に戻しましょう。
・そのために:
・生ごみを濡らさないよう工夫にしましょう。(水分調整)
・異物を混入しないよう気をつけましょう。
・畑やお庭のある人は自家処理をして豊かな土をつくりましょう。
・ごみ処理機、EMぼかし、コンポストなど利用しましょう。
・豊明市の推進地域の人は、市の指定どおりに出しましょう。

 
 ■ごみを減らすくらしをしましょう!

20世紀型の「大量生産ー大量消費ー大量廃棄」は本質的に変らず、そこに「大量リサイクル」が加わっただけではないかと言われ始めています。
資源ごみ回収の日、大きなトラックが軽いトレイやペットボトルを運んでいきます。
最近、その量が増えたように思います。
麦茶も以前は、各家庭でつくったもの。今ではペットで購入する人が多くなっています。リサイクルは、環境にやさしい取組みでしょうか。

そのリサイクルで循環しているという良いイメージだけを得て、ペットボトルやトレイなどが倍増し、リユースされていたガラスビンを追いやっているのを知ると社会全体が、なにか大きな錯覚にとらわれているように感じます。リサイクルにも大量のエネルギーが必要です。市民の税金が使われていることも忘れてはいけません。

持続可能な社会の構築は、元々あった持続可能なしくみを見つめ直し、社会全体を変えなければいけないのではないでしょうか?
現在の消費社会(無駄遣い社会)を続けながら、循環型社会を目指すのは間違っています。日本の技術は高いといわれますが、技術が進歩しても使用量が増えれば元の木阿弥です。日本は、環境や安心・安全等の質のサービスなどよりも経済が優先しているように思います。

現在のように石油に頼る暮らしがこれから先も続けられるでしょうか?
お米は、機械化され石油なしには作れなくなっています。現状を知ることも大事です。
国が行政がなんとかしてくれるという幻想を抱いていないでしょうか。
私たちも、マスメディアに振り回されたり流されないようしっかりしたいものです。


■ごみのない社会へ 3原則
・ごみになるものはつくらない・売らない・買わない。

■ごみを減らしましょう
〇買い物袋を持参して、レジ袋を断りましょう。
・レジ袋10枚に原油が約17ml使用される。
・レジ袋価格は1枚3円前後
・日本人は年間1人約180枚のレジ袋を廃棄している。


〇処分する時のことも考えて買い物をしましょう。
・天然素材のものは土に還りやすく燃やしても有害なものは少ない。
・修理しやすいものを選んで長く使う。
・古布団を打ち直すとごみを減らし、CO2削減になります。
〇浪費癖をやめましょう。
必要ないものを買うのは極力やめましょう。
・資源・エネルギーの浪費はやめましょう。

〇資源ごみも減らす工夫をしましょう。
・トレイやラップのない裸売りのものを買うと無駄なごみが減ります。リサイクルも経費がかかります。
・飲み物は、自宅で作るとペットボトルを減らせます。
・お弁当は使い捨て容器ではないものを利用しましょう。
・残ったものは、蓋つき容器で保存するとラップなどの使用を減らすことができます
・自動販売機の使用も減らしていきましょう。
〇日本に設置されている自動販売機は
・約555万6700台
・飲料用47% (内・缶コーヒー70%)
・使用電気量 日本の総発電量の1% (原発1基相当・東京電力発電量の20%) 
                         ※数字は自販機組合より


〇ごみの収集、運搬、処理に大変な労力とエネルギー、税金が使われいることを考えてみましょう。
・情報を収集し、考えや行動を変える努力をし地域に広める人になりましょう。
・学習会や講演会、広報紙、インターネットなどいろいろな情報を得ることが出来るので、積極的に取り入れましょう。

〇もったいないを復活させましょう!
・ものを大事にするくらしは人や社会を大事にするようになると思います。子どもたちへの大事な教育になります。
・使い捨て社会から脱却しましょう。
○足るを知る 意識と暮らしを変えましょう!