ー村章・村旗・村民憲章ー
★村章
滝田、国府、稲都の三村が合併して新自治体「三芳村」が誕生したのは昭和28年(1953)5月であった。それから20年間、村のシンボ
ルマークである村章はなかった。
村の誕生20周年を迎えた昭和48年(1973)安藤不二夫村長は、村章を作りたいと考え、村民に一人3点までとして村章を公募した。
数多くの応募作品の中から、選考審査委員による審査の結果、池之内の福原和夫氏のデザインした村章マークが最優秀作に選ばれ、決定
・採用された。
ミヨシのカタカナを幾何学模様にデザイン化して、平和・親睦・円満な村の躍進を願い象徴化し、表現したものである。
★村旗
「村章」が決まると同時に村旗を製作することとなり、村は村章作成者の福原和夫氏にその製作を依頼した。
氏は、三芳村の自然を特色にした「清く澄み切った青空(青)」・「美しい緑の野山(緑)」・「豊かな知性と福祉(白)」の三色を配して村
旗をデザインした。それが採用され、昭和48年(1973)9月1日制定となった。
★村民憲章
昭和28年(1953)に合併して三芳村が誕生。この20周年にあたる同48年(1973)九月に村民憲章を制定。村の将来像として、村民一人
一人の行動目標を三つの憲章にまとめたものとなっている。制定にあたっては、親しみやすく、読みやすく、分かり易くということに特に
配慮したものである。
一、健康なからだで 力いっぱい働き
豊かな力をつくりましょう
一、だれにも親切で にこにこ声をかけあう
明るい未来をつくりましょう
一、自然を愛し 花いっぱいの
美しい村をつくりましょう
なお、20周年記念では、このほか「村の木」にツバキを指定、記念誌「20年のあゆみ」発刊などが行われた。