/*/*/*/*/*/*/*/
いにしえのテク
渡瀬のぞみ(元かえんぐるま)先生 命名!!
/*/*/*/*/*/*/*/

使う事無いからいいや!

昔はハードの性能もそんなに良くなかったので、色々なテクニックを使ってごまか・・・失礼!
色々なテクニックを使って補っていました。
そんな昔のテクニックを紹介します。


ドット打ち

さて、ドットという単語をご存知の方にはお分かりでしょう。CGを描く時のテクニックです。
私の経験してきた中では、一応PC−9801シリーズの16色/4096色でのドット打ちが一番長かったのですが、その前はPC−8001mkUでデジタル8色ドット打ち等もやっていました。
ドット打ち・・・という言葉からある程度想像できるとは思いますが、このテクニックは「1ドットずつ色を付けていく描画方法」ということになります。
今でもWindowsのアイコンを作る時などはだいたいドット打ちになると思いますが、アイコンならせいぜい32×32ドット程度で済みます。
しかし、あの当時のドッター(ドット打ちをする人の事をこう呼びます)は256×211(MSX系統)や320×200(PC−8001〜8801系統、FM−7〜77系統、X1系統)等、少し新しくなれば640×400(PC−9801系統)といった、大きな画像をドット打ちしていました。
とはいえ、画像の左上隅から右下隅までの全てをドット打ちでやっていたわけではありません。(中にはやった人も居るかもしれませんが・・・)
まず、基本になる線を引きます。それから線で仕切られた部分を塗りつぶしで埋めていきます。その後で必要な部分をドット打ちしていくわけです。
どうしても「ドット打ち」というとキーボードをカチャカチャとやって絵を描いていくイメージが強いので、PC−9801からマウスというものを使うようになった私は、マウスで打っていくドット打ちを「ドット打ち」と呼ぶ事はないのですが、一応、マウス使う場合もドット打ちと呼ぶ様です。
16色ですが、一応例を挙げておきます。
例(ヘッドライト)
我が愛車だったランエボUのフロント部分です、いかがなものでしょうか?
ヘッドライトの感じが出ていれば良いのですが・・・
下に付いているドライビングランプの方は、少々手抜き気味に見えると思いますが、なかなか思う様な感じが出せなくて、特に時間が掛かってしまいました。
ついでに言うと、インタークーラーやフロントグリルにはそこそこ力を入れましたが、ナンバープレートやボディの部分は完全に手抜きです。


32(16)分音符分割2音階交互発声(疑似和音)

何だか難しい言葉っぽく聞こえる様な気がしますが、わざわざ難しそうな言葉を使ってみただけなので気にしないで下さい。
では、何のテクニックかといいますと、「同時発音数の少ない音源で発音数を少しでも多く使いたい場合の疑似和音発生方法」という事に・・・って、やっぱり難しい言葉ばっかり使ってるし・・・
要は「一つの音しか出せない時に二つの音が鳴っている様に見せ掛けるテクニック」です。
昔のPCでは、同時に鳴らせる音の数が3音だったり6音だったりしました。そんなPCで音楽を(曲を)作る場合、特に大変なのが3音(または6音)まで同時に鳴る音の数を減らす事でした。
特にゲームで使う曲の場合は効果音も含めて3音(または6音)までなので、特に大変だったと思います。
そこで、少しでも多くの音が鳴っている様に見せる為に、この分割2音階交互発声(疑似和音)というテクニックが生まれたわけです。
やりかたは結構簡単です。例えば「レ」と「ソ」の音を同時に出したい場合は、「レソレソレソレソ」と交互に出せば良いわけです。
少し詳しい説明をしましょう。まず「ミ」と「ラ」の符点4分音符の和音があったとします。その場合、32分音符で「ミラミラミラミラミラミラ」(16分音符の場合は「ミラミラミラ」)とすれば良いわけです。なお、音符の長さの計算方法等は音楽関係の書籍やHP等を見れば載っていると思いますので、そちらの方を参照して下さい。
現在では携帯電話でも平気で16和音程度出せるので必要ないと思いますし、今の音源ではこのテクニックを使うと逆に聞きづらい曲になってしまうと思います。今の音源はなるべく楽器の音に近付ける為に、音の出だしの部分だけ音量が強くなっていたり、音の質が時間的に変化している為、昔のPSG(※)の様な常に一定の音量と音質を保って発声する音源が、ほとんどなくなってしまった事が大きな原因となっています。
特にMIDIの音源の場合、音の終わった後にもリリース(余韻)が残るようになっているので、このテクニックを使っても同時発声数を減らす事は出来ないと思います。(逆に増える事があるかもしれません。)
昔のファミコンでは良く使われたテクニックです。そして、PC−9801系のMIDIプレイヤーソフト(フリーウェア)「MIMPI」で、BEEP音を使う場合もこのテクニックで和音を表現しています。

※昔は良く使われていたコンピューター用の音源。元はヤマハが音声合成用に開発したもの。
なお、NEC系のPCでは「SSG」とカタログに表記されている。厳密には、「PSG」と「SSG」は少々違うらしい。


・・・戻る・・・