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サワガニ


(エビ目サワガニ科)沢蟹
サワガニ

 体長2.5cmくらい、沢すじの清流に棲む、日本唯一の淡水性のカニ。
 オスは、ハサミの大きさが左右で違うのが特長で、メスは、夏場になると、オレンジ色の卵をたくさん腹に抱えている姿を見ることがあります。
 サワガニの甲殻の色は、棲息環境によって変化し、茶褐色のものが最も普通ですが、そのほか、灰色や朱色のものが見られる地方もあるそうです。
 私達が子供の頃は、サワガニを『カニンベェ』と呼んで親しみ、近くの桂川沿いの沢や、山向こうの古宿あたりまで、よくサワガニをとりに行ったものです。その頃はサワガニの数も多く、中にはかなり大きいカニもいて、ハサミで指などを挟まれると、子供では泣き出してしまうほど痛かったのを覚えています。
 しかし、今ではゴルフ場建設により、サワガニの棲息場所も減ってしまいました。幼い頃サワガニをとりにいった思い出があり、また、長年見慣れてきた山や沢が、開発によって変貌していく様子を見て、淋しさを感じているのは私だけでしょうか…。
【写真・文】遠藤亨
(市内・横吹にて撮影)


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