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カジカガエル


(河鹿蛙)
…カエル目アオガエル科
カジカガエル

 体長4〜6cm位、清流に棲み、美声で鳴くカエル。
 オスは四月中旬から十月頃まで、流れの石の上で「ホロホロホロホロ、ホーイッホーイッ」と聞こえる声で鳴きます。最も盛んに鳴くのは、夕方や早朝ですが、雨や曇りの日には日中でもよく鳴きます。
 桂川でも、割と普通にその鳴き声を聞くことができますが、桂川水系の大幡川や、加畑川の上流部では、特によくカジカガエルの声を聞くことができます。
 カジカガエルは、他のカエルと比べて水の流れの速いところに棲むため、その卵は石や川底にへばりつく様に産みつけられ、オタマジャクシは口が吸盤の様になっています。
 鳴き声に反して、その体色は地味な茶褐色で、また周囲の色に合わせて体色を変化させるので、姿を見つけ出すのは容易ではありません。その美しい鳴き声は、古くから詩歌に詠まれ、親しまれてきました。
 カジカガエルの事を知らずに、初めてこの鳴き声を聞いた人は、それがカエルの鳴き声だとは、にわかには信じられないでしょう。
【写真・文】遠藤亨
(市内・加畑にて撮影)


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