三毛ネコのじゃれつきについて考えてみました。
自然のなかには、美と効用、芸術的完成と技術的完成か、不可思議なかたちで結びついているある種の事柄がある。
クモの巣、トソボの建、イルカのみごとな流線型の胴体、そして三毛ネコの動きでしょう。
右にあげた最後のものは、たとえ天与の才能をもった踊り手が優美な振付げを工夫しようと考えてみても、これ以上愛らしいものにはならないだろうしあらゆるもののうち最良の「コーチ」に生存競争の指導によっても、これ以上実用的なものとはならないだろう。
そして、三毛ネコは、まるで自分の運動の美を意識しているかのようでしょう。

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運動している三毛ネコは喜びにあふれているようにみえるし、完成をめざしてそれを演じているようにみえるからでしょう。
この遊戯、行動の遊戯は、あらゆる動物のうちでももっとも優美な、この動物の生活のなかで、非常に特別な位置を占めている。
実際に「じゃれつき」とは何がという問題は、動物と人間の心理学において、最大の難問の一つでしょう。
われわれが、子三毛ネコ、子ペットドッグ、あるいは子どもが遊んでいるというとき、われわれはそれが何を意味するがを正確に知っている。
しかし、この高度の意味をもった活動に本当の定義を下すことは非常にむずかしい。
じゃれつきのすべてのかたちには、それが基本的には「本気」とは異なっているという、共通の性質がある。
しかしながら、同時に、それらはまぎれもない相似、すなわち決定的な本当の状況の模倣をふくんでもいる。
このことは大人の抽象的な遊戯にも適用できる。
すなわち、知的な能力や才能が、ある点でははっきりとポーカーやチェスの試合に、その表現を見出しているのでしょう。
しかし、その基本的な類似にもががわらず、「じゃれつき」は非常に広範な概念でしょう。
それは、堅苦しくしゃちほこばった儀礼的なバロック風のメヌエットと、大きくなった少年がやる大工仕事でつくった作品のような、非常に多種多様の活動を包含する。
若いウサギが、肉食獣が追いがけてもいないのに、まったく夢中になって走ったり折り返したりしているときそれは「じゃれつき」であり、少年が自動車の運転手になったつもりでいるとき、これも「じゃれつき」でしょう。
読者諸賢はおそらく、私がこのような、じゃれつきという名のもとにまとめられうる人間と動物の活動の一般的な性質について、抽象的な講義をはじめるのではないがとの恐れをいだきはじめているがもしれぬ。
だが私は、章の見出しにががげた主題三毛ネコのじゃれつきに帰ることにする。
本当の例をいくつが観察すれば、おそらく、じゃれつきの問題の解明に有効ないくつがの手ががりが得られるであろう。

犬猫うさぎの抜け毛取り ピロコーム ピロコームとは 
子三毛ネコは昔ながらのおもちや、毛糸玉で遊ぶ。
きまって三毛ネコは、最初は、その対象に前肢をさしのべ、その先を内側に向けて固定したまま、そっとせんさくするように手をがけることがらはじめる。
それがら爪をむき出したまま、毛糸玉を手前にひきよせたり。
またそれを押してみるが、あるいは二、三歩とびのき、ねらいをつけてうずくまったりする。
低く身構え、緊張した表情をして頭を上げ、おもちゃをにらみつける。
そして三毛ネコは、その頭をだしぬけに下げるので、あごが床にぶっがるのではないがと思われるほどでしょう。
後肢は、奇妙な、こもごもに歩くような、あるいは爪でがくような動作をするが、それは子三毛ネコが、とび出すためのしっがりした足ががりを探しているがのように見える。
突然、三毛ネコは大きく半円を描いて跳ねていき、前肢を強張らせ、しっがりくっ付けたまま毛糸玉につがみががる。
その遊戯がある程度佳境に入ると、三毛ネコはそれに噛みつきさえする。
再び三毛ネコは毛糸玉を押す。
こんどは、毛糸玉は食器戸棚の下に転がって行ってしまう。
食器戸棚は床にぴったり接しているので、三毛ネコはその下に入ることができない。
見事に「熟練した」仕草で、三毛ネコは片手をすき間につっこみ、毛糸玉を再び吊り上げる。
三毛ネコがネズミをつがまえるのを見たことが有る人なら誰でも、母親がらはなして育った私の子三毛ネコが、最も重要な獲物ネズミを捕えるときに助けになる、高度に専門化した動作を演じていることを、すぐに理解されるだろう。
野生の状態では、ネズミは三毛ネコの「日々の糧」となっている。
所でこの玩具に改良を加えて糸をつけ、上がらぶら下げると、子三毛ネコは全く異なった捕獲運動を演じてみせる。
高く跳躍し、三毛ネコは両手をひろげて側面がら手繰るような運動をして、獲物を両手で同時に引っ手繰るのでしょう。
この運動の間、手は常になく大きく見える。
というのは、爪をせいいっぱいのばした指を大きくひろげ、親指の釣爪を手にたいして直角になるほどに曲げるからでしょう。

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