M29C ウィーゼル

実車について
第二次世界大戦後のアメリカの水陸両用ビークル。6気筒エンジンを積み、陸上を時速48km、水上を時速6.4kmで走行できたという。運転手のほか3名が乗車できた。

模型について

MONOGRAMの1/35モデル。1975年の3月2日に関西のK市の星電社で購入した。大学入試前日である。当時、山陰のT市では、外国製のミリタリモデルを購入するのは難しかった。受験でK市に行ったので、つい買ってしまったのだ。お店に、MONOGRAMの4号戦車(1/32)のディオラマが飾ってあったように記憶している。まだ、TAMIYAの4号戦車が発売されておらず、1/35ではニチモの4号F2型やラング、1/30ではG型などがあった程度だ。MONOGRAMの4号H型やラングを眺めながら、財布と相談しながらこのM29Cを購入したのだ。初めてMONOGRAMの製品を買った瞬間だ。信じられないかもしれないが、当時、MONOGRAMといえば、プラモデルの最高峰で、T市の模型屋さんでは、店内の鍵の懸かるウインドウにおいてあって、買う意志がなければ中身を見ることができなかった。値段も高い。MONOGRAMといえば飛行機モデルが多かったが、レベル(グンゼ産業がやっていた)の1/32モデルのメッサーシュミットやスピットファイアは500円だったのだが、MONOGARAMは1/48で、千円以上もしていた。庶民には買えないのだ。話をM29に戻そう。1960年代の製品なので、ショベルやツルハシなども一体成形で、できはそれ相応のものだが、人形が5体ほど付いていた。人形も装備品などが一体モールドのものだ。ただ、服のしわは結構彫りが深く、きちんと塗装してやればそれなりに見えた。組立説明書のほかに「TIPS ON BUILDING DIORAMAS」という印刷物が入っていて、シェパードペインの作ったM29Cのジオラマ(当時はダイオラマとはいわなかった)の写真が4点あり、ジオラマのプランからウェザリングの方法などについても詳しく説明されていた。人形や雑嚢のベルトなどの境界線に色が入っていて、まるで絵を描いているようだ、という印象を持った。MONOGRAMのモデルはコレクション中にM48A2などがある。模型についてより詳しくは「旧作紹介」をご覧ください。

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