1号B型指揮戦車

実車について
1号B型戦車のバリエーションの一つである。指揮戦車という名前だから指揮官が搭乗していたのだろう。私がこの戦車の存在を知ったのは、1971年にサンケイ新聞出版局から出版された「第二次世界大戦ブックスドイツ機甲師団」に、この戦車が掲載されているのを見た時だ。しかし、キャプションには「1号戦車おもに訓練用に使われた」とある。この本は、戦車のキャプションの間違いや写真の左右逆半などが多く、1号戦車に2号戦車というキャプションがつけられているなど写真については問題のある本だった。

模型について

さて、このキットは実車同様に1号B型のキットからの派生キットである。1号B型戦車のキットと同様に、小さいながらにシャープで薄い装甲の感じがよく再現された秀作といっていいだろう。キャタピラも裏側の凹凸まで見事に再現されている。このキットの発売は1970年代後半で、すでに20年以上経過しているにも関わらず、古い感じがしない。付属している一体の戦車兵は1号B型と同じくコートを着てパイプをふかしているものだ。このキットの生産は、現在(1997年8月)、ロシアのZVEZDA社が担当しているようだ。日本ではITALERIの他製品といっしょにTAMIYAが流通させているらしい。1号戦車としては、1号F型がALANから発売されているが、1号B型とはまるっきり違う戦車だ。1号B型戦車の派生型として、47mm砲搭載の自走砲も発売されている。詳しくは「旧作紹介」をご覧ください。

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