
今回紹介するのはあまりにも有名な軍用軽車両のキューベルワーゲン82のラジコン組み立てキット。キューベルワーゲンにはいくつかの種類があるようだが、最も一般的なのがこの82型。単に「キューべルワーゲン」というと、この82型をさす。私がこの車両の存在を知ったのは、TAMIYAのMMシリーズとし発売されたときだ。1970年くらいのことではないだろうか。それから53年。キューベルワーゲンのキットは、35分の1、48分の1、72分の1などが各社から発売されてきた。このTAMIYAの16分の1キットはタイガー1型の16分の1のRCキットとほぼ時を同じくして発売されたものだ。TAMIYAが誇るアクトパルRCシステムを搭載したものだ。昨年、トラペの16分の1のT34wo作ったあとで、ほかに16分の1キットがないので、もう一台くらいと思っていたのだが、2004年の暮れにリーズナブルな価格で手に入ったので、早速作ってみた。 ◆実際の組み立て 1、完全素組 TAMIYAでしかも、数年前に発売されたキットなので、何も問題なく組み立てられた。 ただ、インストを見ると、全てを組み立ててからタイヤやフロントガラスをマスキングして塗装するように指示してあったが、やはりこのキットは、部分部分を塗装しながら作ったほうがキレイに仕上がる。インストの記述を改めてもらいたいものだ。 2、塗装とデカール 塗装は、ダークイエローとレッドブラウンの2色迷彩としたが、TAMIYAのダークイエローは、あとでウォッシングによるスミ入れをすることを考えると、彩度が低すぎるので、GSIのミドルストーンにTAMIYAのダークイエロー(ともに)を混ぜて少し彩度を上げた色でベース色を塗装した。レッドブラウンは各種の茶色を適当に調合して作ったものを、エアブラシを絞って細い線を吹きつけた。デカールは1943年〜44年のロシアにおいて、第697PK宣伝中隊の所属車両のものとした。ウォッシングとふき取りで、ボディの立体感を強調し、ドライブラシは弱めに行った。 3、運転手の組み立てと塗装 さすがに16分の1ともなると、フィギュアは非常にリアルだ。何時にもまして、慎重に接合部をキレイに調整し、塗装も念入りに行った。ヘルメットには少々ハゲチョロも施した。また、MP40マシンガンとその弾そう部品を他の16分のフィギュアキットから転用した。 ◆総括 2チャンネルの送信機で想像通りスムーズに走行する。さすがTAMIYAだ。キットのディテールも申し分ない。完璧だ。野外で走らせているうちに、左側のドアミラー+方向指示棒が取れてどこかになくなってしまった。ワイパーのモーターも右側のものがなくなってしまった。残念だ。こんなとき、TAMIYAは簡単に部品請求ができるので便利だ。とはいえ、なくなった部品のランナーが別なので、それぞれ1000円近くするため。約2000円の出費を覚悟せねばならない。35分の1キットなら、部品請求で取り寄せた部品の残りは、いずれ何かのキットの改造や修理に使えるのだが、16ではそうもいかない。TAMIYAの16分の1のキューベルワーゲンは、このキットのほかに、ディスプレイキットでアフリカ仕様とヨーロッパ仕様の2種類が発売されている。ディスプレイキットは、車体下部が、このRCとは全く違ってエンジンなども再現されたすばらしいものなので、そのうち、今度はディスプレイキットを作って見たいものだ。 |
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ここで紹介しているキットそのものです。
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