

昨年の夏、家族で初めてハワイ旅行に行き、パールハーバーのアリゾナ記念館を訪問した。パールハーバーには、当時太平洋艦隊の旗艦であったアリゾナの記念館があり、その下にいまだに戦艦アリゾナが沈んでいる。その日アリゾナは、日本の空母から飛び立った97式艦上攻撃機、99式艦上爆撃機、零戦の攻撃を受けて、爆発炎上、アリゾナだけで、千数百人の生命が奪われたという。ハワイ旅行に出かける日本人観光客の中でパールハーバーを訪ねる人は非常にすくないようだ。私が行った時もはっきり日本人とわかる人たちはいなかった。アメリカでは日本海軍のパールハーバー攻撃は、宣戦布告のない「だまし討ち」として非難の対象になっているので、気が進まないということなのかもしれない。私は1941年の12月7日(現地時間)の大事件の現場に立って見たかった。そして、その記念碑がどのようなもので、どのような人たちがそこを訪ねているのかを知りたかった。アリゾナが一体どんな船であったのかも知りたくなったということ。ここで、日本国家のパールハーバー攻撃の善悪を語ることは避けたい。ただ、この場所や太平洋の各地で国家間の戦争によって数百万規模の人名が失われたということだけは紛れもない事実である。ハワイから帰国してからアリゾナのプラモデルを探した。年末に大和の映画があるということで、模型店でも戦艦のプラモデルの品揃えが増えたようであった。現在販売されているアリゾナのキットは、古くからあるREVELLの426分の1キット(妙に半端なサイズだがなぜだろう)、新しいDARGONの700分の1のキット、そして、メーカーは忘れたが720分の1のキット、そして今回紹介するBANNER社(TRUMPETER社と関係があるらしい)の350分の1の大型キットの4つだ。1941年12月8日の真珠湾当時の状態の再現したというキット。 アリゾナと大和のデータを比較してみる。アリゾナは第一次世界大戦時に作られたもので、改装はされていたものの、1941年当時は旧式といわざる得ないものだっただろう。仮に二艦が打ち合いをしたとしたら結果はあまりに明らだろう。
◆今回の制作方針 1、エッチングの手すりを使ってみる キットを購入して中身を見てみたら、350分の1の大型キットにしては意外に部品点数が少なくもっさりした印象だったので、エッチングを使ってみようと思った。手すり、クレーンなど、このキットに対応したエッチングパーツが販売されているのがわかったが、問い合わせた日本の販売店には在庫がなかった。 ただ、てすりだけは付けてスケール感を出したかったので汎用の手すり部品を購入した。最初に買ったのが、アベールのもの。れは、しっかりしたものだったが全長が1メートルあまりしかなく、足りなくなってエデュアルドのものも併用することになった。 2、その他は素組 各部の部品が厚ぼったかったのでウスウス攻撃をしたがそれ以外は素組み。 ◆総括 とにかくエッチングの手すりをつけるのが大変で、手すりの取り付けだけで、おそらく30時間くらいかかったと思う。あとは、普通に組み立てを進めて塗装もして完成。張り船はどこにどのようになったらよいか皆目わからないので、張っていない。もし、張り方がなんとなくわかるようになったら、是非張ってみたいと思っている。このキットのいいところは、艦底の赤の部分が別部品になっていることだ。接着しないでおけば、水面上だけの再現もできる。 |
このアリゾナと同じ350分の1スケールの大和のプラモデルです
ホームに戻る
ご注意:このホームページに収録されている写真、文章などを、TM FACTORY主催者あるいは各著作権者に無断で転載あるいはコピーすることはできません。なお、リンクはご自由にしていただいてかまいません。