
| 第二次世界大戦初期のソビエトの6輪装甲車。軍用トラックをベースにして装甲板で覆っただけのシンプルな構造で、前輪は駆動しない。武装は当時としては強力な長砲身の45mm砲を装備。この主砲と砲塔はソビエトの主力戦車であったBT-5やT26と同じものです。1939年に日本とソビエトが「満蒙国境」付近で激突したノモンハン事変では、日本の戦車と互角以上の働きを見せました。日本軍では新鋭戦車として少数の97式中戦車も出動しましたが、短砲身の57mm砲ではソビエトの装甲車や戦車に苦戦したようです。また、ヨーロッパでは、独ソ戦の初期の段階で使われたようです。さてこの模型はEASTERN EXPRESSというロシアのメーカーの製品です。ロシアや旧共産圏の国から、今までに模型として発売されてこなかったアイテムが出てくるのは喜ばしいかぎりです。最近はロシアの製品も品質がよくなったように思いますが、やはり、バリが多かったり、部品の接合位置があいまいといったことがあります。大きな要修正の点は2つです。1つはシャシーとボディーの大きさが合わないことです。これは、シャシーを20mmほどと、エンジンの後ろを7mmほどカットすることで簡単に解決します。もう一つの問題はタイヤはが一つ足りないということです。私の場合は、右側の予備タイヤをなしにしました。1個パンクして使っちゃったというような設定ですね。このBA-3はバウマンが輸入・販売しているタイプで、最近のグンゼが販売するパッケージでは、タイヤが追加されているようです。2001年7月の時点では市場には両方のロットが流通しているようですが、あくまでも予備タイヤなのですから1つなくても気にすることはないと思います。部品のバリを取る際に本来の部品の大きさが今一つよく分からないという感じです。特に5個ほどあるドアは、ボディのほうもバリが多いので、両方の部品の合わせ具合を見ながらバリを取っていくといいと思います。あまり取りすぎると、ボディとドアの間に隙間が空いてしまいますので。とはいえ、TAMIYAやITALERIやDRAGONとは違いますから、部品の合わせ目はピッタリとは行きません。あまり神経質になってもなかなか進まないので、エイヤーッ。パンパンパンと、エエコロカゲンに組み立てましょう。装備品はまったく付いてないので、他キットから流用して適当に最後は本物の木まで付けてしまいました。塗装は、始めTAMIYAのアクリルカラーのダークグリーンを全体にエアブラシし、ブラシを絞ってタイヤをタイヤブラック(ブラック、ジャーマングレイなどを調合したもの)で吹きます。この時、ボディやホイールに多少ついても気にしないでやります。その後、フィールドグレーを車体の上部を中心にさっと吹いて、車体下部は暗めのカーキのような色をまたまた調合して吹きますが、このとき、タイヤを塗ったときにはみ出した黒を修正するようにします。最後に車体の下部にフラットアースをブラシして砂埃を表現しました。あとは装備品の木部や金属部などをちょこちょこと筆で塗って終わりです。ウェザーリングはなし。マーキングは、キットに付いていたものが、気に入らなかったので使いませんでした。今回はパテによる修正もせず、10時間ほどで完成させてしまいました。出来上がってみるとなかなか雰囲気があって好感の持てる製品です。 |
![]() |
![]() |
| いかにも自動車を改造したという感じの装甲車。砲塔がバランス的にでかい。フィギュアは、ITALERIの76.2mm砲に付属のもの。 | 車体側面。非常に機能的なデザインのように思う。 |
![]() |
![]() |
| 車体前部。車体に比べて砲塔がいかにも大きい。 | 車体後部は、あっさりとしている。砲塔のハッチにハンドルを付けて見た。 |
![]() |
![]() |
| 斜め後ろからの撮影。車体後ろにもハッチがある。 | フェンダーの周りにはスコップ(ドイツの車両用のもの)とスタック対処用(?)の木材を付けた。こういった木材はロシアの戦車によく付いているが装輪の装甲車でも使うだろうと思いまして、、、。 |
![]() |
![]() |
| 予備タイヤの代わりに、バケツを付けてみたが、この位置では前輪の跳ねた泥がかかって、ガラガラと騒々しいかも。フェンダー上にシートを乗せたが、シートの下のフェンダーは予備タイヤを置くためにくさび型に切れ込んでいるので、シートの下にも泥がついてしまう。あとで考えてみると両方とも不自然なんですねこれ。よいこの皆さん。真似をしないでね。 | ノコギリはDRAGONのJSU122あたりから流用。斧はALANの2号戦車のもの。 |
![]() |
![]() |
|
BT-5。 |
BA20とのツーショット。前部の構造はソックリ。 |
![]() |
![]() |
| BT-5とのツーショット。砲塔と主砲は同じものが使われた。 | sdkfz.231(6rd)とのツーショット。ホイールベースやトレッドはなどはほぼ同じだが、全長はsdkfz.231が短い。力強さはBA-3の勝ち。 |
ホームに戻る
ご注意:このホームページに収録されている写真、文章などを、TM FACTORY主催者あるいは各著作権者に無断で転載あるいはコピーすることはできません。なお、リンクはご自由にしていただいてかまいません。