
ヘルダイバーはアメリカの艦上爆撃機。第二次世界大戦の後半に使用された。今回紹介するのは、モノグラムの48分の1キット。最初は1960年ぐらいに発売されたと思われる。モノグラムの中でも古い部類に属するキットだ。モノグラムからは、このヘルダイバーを初めとして、ドーントレス、ワイルドキャット、アベンジャー、コルセア、ヘルキャットなど、有名な艦載機が発売されていて、ドーントレス以外の実機が翼の降りたたみが出来るものは、そのギミックが実現されている。また、主脚は全て折り畳みが出来るようになっていた。作ったあとも、遊べて楽しい。1960年代は、こうしたギミック全盛の時代であった。その後スケールモデルの世界では、次第にこうしたギミックは採用されなくなった。子供たちのプラモデル離れが叫ばれるようになって久しいが、こういったギミック満載のプラモデルであれば、子供たちの見る目もまた変わってくるのではないだろうか。 ◆今回の制作の方針 1、素組みでギミックを生かす このヘルダイバーの可動ギミックを列挙してみると。 ・爆弾倉に爆弾が格納でき、扉の開け閉めで爆弾を投下させることができる。 ・主脚の開閉ができるので、地上の着陸状態と飛行状態の両方を切り替えられる ・主翼の折りたたみと、展開ができる。 ・キャノピーがスライドして開閉できる。 組み立てた後いろいろ試して遊べるし、さまざまな状態での写真撮影ができて楽しいこと受けあい。 2、すべて筆塗り 全面シーブルー塗装の予備役飛行隊のカラーリングとした。GSIの水性のミッドナイトブルーにTAMIYAのロイヤルブルーを少し混ぜてほんの少々彩度を上げてみた。高校生のころ、エアフィックス72分の1のヘルダイバーを作ったことがあったが、これがなんと同じカラーリングで機体ナンバーが1番違いの102番だった。山陰のT市の実家にはまだ保存されていると思うので、今度帰省したら東京に持ち帰って並べて写真を撮ってみたい。 3、汚し塗装 あまりにピカピカになっておもちゃみたいなので、機体を部分的に調子を変えた色で塗装したり、エナメルでウェザリングを行った。ちょっと汚しすぎたかも。 ◆総括 最近の飛行機のキットは大部分が凹モールドなのだが、このキットは機体全体のリベットと表面の境界線は凸モールド。スミ入れはやりにくいが、ドライブラシはやりやすい。戦車模型のようにウェザリングを派手にやったら、凄みがまして空飛ぶ重戦車という雰囲気になったように思う。しかし、アメリカの艦載機はゴツイですねえ。 |
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ここで紹介したヘルダイバーの解説書です。
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