◆「HANSHING TIGER 2003年優勝記念 仙一号」

(ハンティングタイガー NICHIMO 改造)

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タイガー2型戦車をベースにした駆逐戦車でドイツ語では「JAGD TIGER」と呼ばれていた。英語名は「HUNTING TIGER」である。35分の1のハンティングタイガーのキットには次のようなものがある。

1、TAMIYAのモーターライズ、ディスプレイ選択キット

2、1のキットを改修したモーターライズキット

3、1のキットの改修したディスプレイキット

4、NICHIMOのモーターライズキット(のちにディスプレイキットも登場)

5、OTAKIの金属サスペンションキット

6、DRAGONのディスプレイキット

35分の1キットで最初に発売されたのは1のTAMIYAのキットである。このキットは、モーターライズとディスプレイタイプのどちらかを選択して組み立てるキットで、モーターライズを選択すると、実車で千鳥配置になっている転輪を4つにまとめて配置するようになっており、駆動輪は後ろで、キャタピラはゴム。ディスプレイを選択した場合は、千鳥配置に転輪を組むことができ、ポリのキャタピラも別に付属していたので、かなりリアルなハンティングタイガーが出来上がったものだ。私も1970年頃にそのキットを買ってディスプレイ状態に作ったわけだか、なぜかしら、このキットは紛失してしまっている。このため、T.M.FACTORYにはハンティングタイガーのキットがなかったわけだが、最近、NICHIMOのハンティングタイガーを入手することができた。1975年ごろの製品で、箱には800円の定価が付けられていた。今回、このキットを作るにあたって、2つのことを考えた、一つはラジコンで動く戦車にすること、もう一つは、18年ぶりにセ・リーグ優勝を成し遂げた阪神タイガースを記念した塗装をして遊んでみたいということだった。

なお、5番のOTAKIの金属サスペンションキットはすでに絶版ではあるが、ユニークなキットであり、プラモデルの王国の高見@ねこにいオヤヂ博士がさらに重量を追加するなどして興味深い作品を作っておられるので、是非ご覧いただきたい。

 http://home.s00.itscom.net/nekonii/dr-oyaji/jagdtg01/p-oyaj01.htm

今回の制作の流れ

1、モーターとギヤボックスを組み込むこと

ラジコンにするには、まず、左右のキャタピラを別に回すギヤボックスが必要だ。T.M。FACTORYの在庫をみたところ、TAMIYAのリモコンギヤボックスセットがあったので、車体にはめて見ると車体にフィットさせられそうだった。プラ棒やプラ版を使って、車体にピタッとはまるように調整した。足回りを組み立てキャタピラをはめ、モーターに有線リモコンのコントロールボックスをつないでうまく動くかどうか試した。ドライスプロケットの位置調整などを何度か行いようやくスムーズに走行するようになった。

2、ラジコン化のために「ラジカン」の受信機を利用

戦車模型をラジコン化する一番の安価で手軽な方法は、市販のラジコンのおもちゃの送信機と受信装置を利用することだ。戦車をコントロールするには左右のキャタピラを前後に動かすことができればいいので、2チャネルのラジコンのおもちゃを使えばいいのだ。とはいえ、ラジコンはプラモデルに比べると高価だ。戦車プラモのオフ会なので知り合った方たちから、タイヨーのラジカンを使用するのがいちばんリーズナブルとお聞きし、さっそく、ラジカンを1台購入。ラジカンは2チャンネルで、一方が後輪の前後進に、もう一方が前輪の左右ステアリングに使用されている。そこで、前者を左キャタピラの前後進に、後者を右キャタピラの前後進に割り当てることにした。送信機にある4つのボタンは、、左側の前後進ボタンを左のキャタピラに、右側にあるステアリングのボタン2つに右キャタピラの前後進を割り当てた。車体には、単3電池が2つはいる電池ボックスを2個組み込み、6ボルトが出力できるようにした。ラジカンは3ボルトで動いているのだが、35分の1スケールの戦車をスムーズに走らせるには6ボルトが望ましいもともとの想定より過電圧になるのだが、経験者の情報で問題は起きないということであったので、6ボルトを選択した。配線は実は、ドライブスプロケットの回転を見ながら、リード線を的確な位置にハンダづけしていく作業だ。1時間ほどで、うまく配線でき、走行試験うまく行った。

3、縦縞のユニフォーム姿に塗装し、タイガースの選手のフィギュアを載せて完成。

まず、車体全体をエアブラシを使って白(アクリルカラー)で塗装。工具類や補助キャタピラはシルバーで塗装。一週間ほど置いて、デザイン用の2mmテープを貼って縦縞を表現してみた、車体各部には凹凸があるので、テープを平行に貼りつけるのに、数時間かかった。最後に仕上げとして、タイガースショップで勝ってきた、スッテッカー類を貼りつけ、桧山、今岡両選手のフィギュアを操縦席と、車長席に伸せた。おまけにキティも座らせて完成。

◆総括

こどものころから、ラジコンの戦車が欲しくてたまらなかったが高値の花だった。最近は10万円もするタイガー1やパーシングが発売されたが、これこそ究極の高値の花。こうしていつかはラジコン戦車オーナーにと言う気持ちは高まっていたわけであるが、なかなか実現しなかった。それが最近、ネットやオフ会でお付き合いさせていただいている方々から、「ラジカン」を利用するというアイデアをお聞きして、実現性がぐっと高まったところで、ちょうど、私の愛する(ちょとはずかしい表現)阪神タイガースが優勝するというタイミングが重なり、優勝記念の作品をラジコンにすることができた。非常に満足である。この写真では、まだ77番の背番号を貼っていないので、この書き込みが終ったら、貼りつけようと思っている。いよいよ、今日(2003年10月26日)の夕方には、日本シリーズ第6戦が行われる。日本一の栄冠を勝ち取ることを願ってこの書き込みを終わりにしたい。アンチ阪神タイガースの方には、非常に不愉快な思いをさせたかもしれない。最後ではあるが、18年ぶりの優勝にわれを忘れた四十路男の戯言とお許しくだされ。

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複数アングル

外観。白い車体に縦縞がクッキリ映える。操縦席は今岡、車長席は桧山、後ろになぜかキティ。 側面。車体側面に虎のマーク。アンテナ線にはタイガーズの旗がたなびく。NICHIMOにハンティングタイガーはタイガー2の車体部品ををそのまま流用しているため、車体が少し短く寸足らずだが、「HANSIHG TIGER」ですから、気になりませんね。

前面。2003年優勝記念のエンブレムが輝く。 後部。凹凸がいっぱいで縦縞が貼りにくかった。

右側面には、TとHの阪神タイガースマーク。旗は2003年のエンブレム。 このアングルはかっこいいなあ。でも、キティがでかい。

TAMIYAのリモコンギヤボックスセットを使用。中央のごちゃごちゃしたのが受信機部分。単3電池4本を格納。 組立が終った状態。左側のラジカンの送信機で操作できるのだ。

1号指揮戦車B型を横に並べてみた。同じスケールとはおもえないほどの巨大さだ。 真っ白に塗った状態。


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