
M151は、第二次大戦後使用された戦後型のいわゆるJEEPタイプの小型四輪駆動車である。なおジープという名称とフロントグリルの縦スリットはウイリス社の商標であるため、正式にはJEEPとは呼べない。フロントグリルも横向きのスリット。この改良型であるM151A2に、歩兵用対戦車ミサイルランチャーを搭載したものが今回のお題目だ。ミサイルランチャーを搭載する車両とスペアのミサイルを搭載した車両の2台が1組となって機能するという仕組みだそうだが、2台で行動するというのは素人目にも具合が悪そうだ。作戦は実際にうまくいったのだろうか? アメリカ軍では1980年代になって小型のトラックとしてM151シリーズに代わってより大型のハンビー(ハンマー)を採用したので、TOWミサイルランチャーはハンビーに装備されるようになった。ハンビーのTOWミサイルランチャーはイタレリから発売されていて、すでにこのT.M.FACTORYのコレクションに入っている。今回のキットは1983年に発売されたもので、昨年(2002年)、購入していたスポット生産のものを作った。ではM151を組み立ててハンビーと並べてみよう。 ◆今回の制作の流れ 1、20年前のTAMIYAのキットをほぼ素組み 20年ほど前のキットだが、TAMIYAの製品ははさすがに作りやすい。しかも程よい精密感がある。この70年代後半から80年代にかけてTAMIYAのスターダードな品質が確立したようである。素組みを基本にして、どうしても気になる(というか、アイデンティティの維持のため?)に、すこしだけ改造することにした。 2、フィギュアの追加 付属のフィギュアは単体のM151A2(MM123)に付属のものと同じ物なので、そのままではつまらない。どうしようかと思ってインストの写真を見たところ、運転手のほかに後ろ座席でキャップをかぶった兵隊がミサイ ルランチャーを操作していたので、これを作ろうと思い立った。手持ちのフィギュアのバラバラの手足をパズルのように組み合わせていたら、なんとかランチャーを操作しているような姿勢を再現できたので、これにバーリンデンのスペアヘッドを載せて1体をでっち上げた。ついでに、運転席のフィギュアもヘッドを交換して、ランチャーの目指す方向を見上げるようにしてみた。バーリンデンのスペアヘッドはよく出来ているが35分の1といいながらやや大き目だ。実際には32分の1くらいなのだろう。とはいえ、キットにアクセントがつくので時々使用している。 3、ライトの加工 このキットのライトはただ膨らみがモールドされているだけで、実感に乏しいので、膨らみを削り取り、代わりに他のキットのあまり部品のレンズを貼り付けた。レンズの透明感が再現できた。 4、スコップの取付けベルトの自作とヒ装備品の搭載 車体の右フェンダー上のスコップに取付けのベルトを追加した。また、M16自動小銃を運転手の脇に雑嚢類を後部座席周辺に置いてみた。多少は生活感が出ただろうか? 5、塗装は海兵隊タイプ 陸軍タイプと海兵隊タイプの2種類を選択ができたので、吸気入口とエグゾースドパイプが高く持ちあがっていてカッコイイ海兵隊タイプとして作った。 ◆総括 今回はソフトスキンなので、フィギュアの役割が重要だ。しかし、相変わらず、フィギュアをうまく塗ることができない。そろそろちゃんとした作り方をマスターしなければと思った。小さい車両だがランチャーのお陰でアグレッシブなイメージがあって面白い模型だった。 |
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| 外観。ベトナム戦争でおなじみのいわゆる「ケネディ・ジープ」。ミサイルランチャーの載せると、近未来的なメカに変身。 | 斜め後ろから。いろいろと荷物を載せてみた。 |
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| 左側面。吸気パイプとエグゾースドパイプが上に伸びている。 | 右側面。助手席にスペアロケット2機が搭載されている。 |
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| ヘッドライトを透明部品で再現してみた。 | 車体後部座席に、フィギュアを追加。ランチャーを操作している感じにしようとしたが、、、。覗き口はずっと左側についているので、この体勢で発射できるかは疑問だ。 |
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| フィギュアの塗装がトホホ。うまくなりたいのですが、、、。難しいな。 | ハンビーとのツーショット。大きさが二周りほどちがう。 |
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ここで紹介しているキットそのものです
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