◆M26パーシング&M26A1パーシング

◆新作紹介にもどる


2002年春にTAMIYAから久し振りに完全おニューのアメリカ戦車が登場した。M26パーシングだ。第二次世界大戦の終盤に登場してタイガーやパンサーと砲火を交え、戦後は朝鮮戦争に投入され、M46、M47、M48、M60など各種パットンシリーズへと発展していったアメリカM戦車の直系の御先祖さまといえる名戦車だ。M26シリーズの模型はこれまでDRAGONから発売されていたが、2002年夏にTAMIYAからも発売となった。模型の出来は可動サスペンションを始めとしてすばらしいの一言。丁寧なインストや2色刷りのチラシによる朝鮮戦争の解説などパッケージングも最高だ。発売直後に購入し、本日(2002年9月7日)ようやく完成。TAMIYAのキットの制作と並行して数年前に制作したDRAGONのM26A1を再塗装した。こちらもなかなかの好キットなので、ツーショットで紹介することにする。

M26A1(DRAGON)とM26(TAMIYA)

◆今回の制作

1、まったくの素組みにしよう(すんませんライトだけは透明部品に)

とにかく出来がいいので、私のようなヘタクソが手を入れるようなスキはない。世界最高峰の戦車模型は素組みしかないだろう。

・可動サスペンション:前後左右の4個所のサスペンションにトーションバーと同じばねのねじれを使っている。昔、T10でサスペンションにバネが使われていたのを思い出した。

・ジオラマ台へのネジ止め穴:ボルトも入っていて、改造することなくジオラマ台へがっちりと取り付けられる。今回はジオラマは作らないのでこの穴は使用せず。

・キャタピラ:DRAGONと違うシングルピンタイプ。塗装ができる軟質のプラスティックのベルト式タイプ。

・フィギュア:半身像が2名。1名はM4A3に附属のものと同じ。

・ライトは透明部品でなくて残念:やはりここには透明部品を使いたいということで、直径2.5mmのH-EYESを使用した。

3、これから発売されそうな(?)TAMIYAの純正オプション

・エンジン整備セット:エンジングリルが別部品になっている。タイガー、パンサー系列のようにエンジンが発売されるのではないだろうか。

・可動組立式のキャタピラ:ここまで完成度が高いと、可動組立式のキャタピラがほしくなってくる。TAMIYAから初登場では? モデルカステンもびっくりか?!

・真鍮の90mm砲弾セット:やはり金属の真鍮色は魅力。

・戦車兵セット:TAMIYAの戦車兵セットはMM4以来発売されていない。なぜなのだろう? いよいよか、、。

注意:車体全部の☆デカールと砲塔右の☆デカールを入れ替えて貼ってしまいました。砲塔のものが大きいのが正しいのです。ごめんなさい。


◆総括

久し振りにTAMIYAの新製品を作った。なによりも部品の密度感がすごい。Kレーション、機銃箱の出来もすばらしい。とはいえ、いたずらに部品数増やすわけでもなく、モールド処理するところもすごい。このキットはタイガー1の新金型のインパクトに匹敵する内容を持っているように思われる。今後10年間のTAMIYAスタンダード(世界スタンダード)を予見する模型といえるのではないか。最後に2つの比較だが、DRAGONのキットも数年前のキットではあるがよく出来ている。精密感はTAMIYAのほうが上といえるが、全体のごつい印象は迫力満点だ。力強いパーシングをお好みの方はこちらがいいかも。

クリックで写真が大きくなります。

ミリタリモデル図鑑へ(M26)

ミリタリモデル図鑑へ(M26A1)

複数アングルツーショット

M26(TAMIYA)

M26A1(DRAGON)

外観。90mm砲が細く見えるのは、排煙器がないからか?車体はDRAGONより偏平な印象。 外観。排煙器のある90mm砲は力強組みえる。車体は中央の盛り上がりがTAMIYAより強い。

前面。ベルト式は素材の弾力のためどうしても弛みがやや不自然。 側面。組立式のキャタピラがぴたっとして重量感がある。

正面。砲塔はDRAGONに比べてやや線が細い感じ。砲盾も小さい。 正面。TAMIYAとのちがいは、車体の砲塔下の出っ張りがより角張っていること、砲盾がTAMIYAより大きくごついこと、フェンダーの支持金具があることなど。これらの違いはM26A1の特長なのか、DRAGONのアレンジなのかはわからない。

後面。排気管の両側からトラベルリングが出ている。ワイヤーがリアル。フェンダーがDRAGONより長い。どっちが正しい? どっちも正しいのかも? 後面。M26A1では90mm砲に排煙器がついたためトラベルリングの位置が車体上部に移動している。フェンダーの支持金具が目立つ。

砲塔の華奢さと車体の平べったい感じが良くわかる。 砲塔のごつさと車体の盛り上がりが良くわかる。


ホームに戻る


これはここで紹介しているタミヤのM26です

ご注意:このホームページに収録されている写真、文章などを、TM FACTORY主催者あるいは各著作権者に無断で転載あるいはコピーすることはできません。なお、リンクはご自由にしていただいてかまいません。