
Me262は世界で初めて本格的に使用された超有名なジェット戦闘機だ。ニックネームは「シュワルベ(つばめ)」。機体のイメージは確かにつばめのようだ。当初、ヒットラーが爆撃機として使用するように指示したため、連合軍の空爆に対する迎撃機としての使用が遅れたという有名な話がある。戦闘機としてB17やB24の迎撃用に使用されていたら、連合軍はもっと苦戦を強いられていたかもしれない。 戦闘機型であるMe262A1のデータを見てみよう。
機種には30mm砲を4機搭載するという重武装ぶりだ。 今回紹介するキットは、1973-74年に発売されたものだ。 ◆今回の制作の内容 1、ノボトニー少佐機の再現。 262のエースの1人として有名な、第57戦闘大隊隊長のノボトニー少佐のキットを再現することにした。キットにはノボトニー機の用のデカールが入っていりたが、塗装の指示が現代の考証と異なっている。ノボトニー少佐の機体の写真は残っておらず、ノボトニー隊の他の機体や当時の人々の証言から、現時点では、機体の上面が、バイオレットブラウンとライトグリーンの2色スプリター迷彩、下面はライトブルー。主翼と尾翼の間の胴体に黄帯。エンジンナセルの色は、少し前までは黄色と言われていたが、最近は無塗装銀というのが定説になっているようだ。 2、凸モールドにスミ入れ 基本的に凸モールドなので、DO335の時と同じように「スミイレ」を行った。フラップやエレベータの境界部分をスミイレして強調した。 3、機種の選択 大体キットは、左側のエンジンカバーが開いてエンジンが見えるようになっている。 4、塗装 上面をライトグリーン(TAMIYAのカーキグリーンをベースに黄色や青を混ぜて彩度を上げたものと、バイオレットブラウン(TAMYAのNATOブラウンにハルレッドや赤、青などを混ぜて紫の色調で迷彩塗装。下面はクレオスのRLM65ライトブルーを使用。 5、キャノピー キャノピーは、完成後も開閉できるようになっている。最近の新しい飛行機のキットこういう可動部分がほとんどないのだが、70年代以前のキットはどこかが動くものがおおかった。 ◆総括 胴体がねじれていて、左右の胴体を合わせるのに苦労した。接着面の調整を最小限にして表面のモールド表現を出来るだけ消さないようにするつもりであったが、段差ができてしまったので、胴体の上下を紙やすりでヤスって面を合わせた。その分表面のモールドが消えてしまうことになった。もう少し胴体がキッチリ組めればモールドを削らないですんだのだが、、、。エンジンはTAMIYAのフラットアルミ、ゴールド、メタリックグレイ、フラットブラックなどで塗装したが、もともとのディテールがイマイチなため、さほど実感のある仕上がりにはならなかった。REVEllの32分の1の飛行機キットは1960年代後半に販売が始まり、機種数が増えているが、60年代のキットに比べると、このMe262は可動部分がキャノピーとエンジンカバーのみで、特長も出来がイマイチな気がする。デカールは国籍マークとノボトニー少佐機用として入っていた「8」を使用した。そのうち、ハセガワのキットや最新のトランペッターのキットを作って比べて見たいものだ。 |
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