
戦艦ミズーリといえば、昭和20年に日本が降伏した際、その甲板上で降伏文書の調印式が行われたことで有名だ。その後、何回かの近代化改修が行われ、現在は、ハワイのパールハーバーで一般に公開されている。ミズーリのキットの最高峰はTAMIYA350分の1キットであるが、なにせ270メートルの巨体だから模型も70センチ以上。組み立ててもなかなかたいへんで置き場に困る。今回組み立てたREVELLのキットの初版は1953年。REVELLの歴史研究本によると、「レベルが自社で最初にプロデュースしたキットで、REVELLのすべてのキットのなかで最も販売数の多いキット」と書かれている。大きさは約50センチと、組み立てや、完成後の保管には好都合だ。これまで、450分の1の赤城や500分の1の長門を作ってきたが、ほぼこれらに準じるスケールなので並べてもさほど違和感はない。REVELLのキットは、降伏文書調印式のころをミズーリを再現したもののようで、艦載機としてカーチスシーホークが乗っている。実はTAMIYAのキットは大きすぎるといいながらも、ミズーリと同型艦のニュージャージー(TAMIYAの350分の1)を購入している。こちらは、近代化改修が施されていて、トマホークミサイル、シーホークヘリコプターなどが装備され、レーダーなど艦橋の装備にも違いが見られる。現在ハワイに停泊しているミズーリは、実際にはこのTAMIYAのニュージャージに瓜二つなのである。いずれ作ることになるはずだが、近頃、NICHIMOの500分の1や、REVELLの480分の1のホーネット、エンタープライズ、HASEGAWAの450分の1の大和を購入したので、それらを先に作ることになるだろう。一年余りのうちに、艦船模型の完成品が5隻、在庫が12個になってしまった。ちょっとはまってしまったようだ。 ◆今回の制作方針 古いキットを丁寧に組み立ててみる。インストに張り線の指定があったので、チャレンジ。主砲以外の小砲塔や機関砲が接着固定だったが、完成後も動かせるように小改造。 ◆総括 甲板に張り線の固定位置を示す穴が開いているので、張り線の接着がとても簡単だった。普通のキットの場合こういった穴は開いてないので、組み立てのどこかの段階で、位置決めと印付けの肯定が必要だということがわかった。今後の艦船キットの工作時には試してみたい。昭和20年当時のミズーリは、甲板も含めて全体が青味がかった暗いグレーに塗装されていたようだが、甲板はやはり板の色が船らしい。船体をダークシーグレイ(少し緑がかったこのグレーが好きだ)、甲板をタンとオレンジクリア、船底をハルレッド+赤、喫水線を黒で塗装した。考証派の方からお叱りを受けるかもしれないが、ご容赦願いたい。スミ入れの際に、大雑把にやってしまって、甲板っが広い範囲で暗くなり、甲板が必要以上に汚くなってしまった。また、甲板と船体がうまく合わず段差が付いてしまった。古いキットをうまく仕上げるには技術が必要ですね。まだまだ、ダメです。トホホ。 |
![]() |
![]() |
| 外観。素組み。0.3mmの真ちゅう線で張り線を表現してみました。 | 全長20インチ(50.8センチ)。スケールは535分の1。 |
![]() |
![]() |
| 船尾部分。 | 橋艦と煙突に真横からよってみた。艦橋の展望室(?)の窓は、NICHIMOの赤城に付属のシールなどを使用した。 |
![]() |
![]() |
| 台は、TAMIYAのチタンゴールドで塗装。 | 船尾にはC1シーホーク。 |
![]() |
![]() |
| 艦橋部分。 | 艦橋の張り線に旗をつけて見ました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
| 甲板をエアブラシで塗装したあと、筆塗りで甲板の突起物を塗り分け、艦橋部、煙突、主砲、副砲、機銃などは別にエアブラシで塗装。 | 基本塗装が終了。後ろはNICHIMOの長門。 |
ホームに戻る
新しい350分の1のビッグキットならこれがおすすめ 左のキットの完成品ならこれがおすすめ
ご注意:このホームページに収録されている写真、文章などを、TM FACTORY主催者あるいは各著作権者に無断で転載あるいはコピーすることはできません。なお、リンクはご自由にしていただいてかまいません。