◆Sdkfz250/3 グライフ (NITTO 1/35)

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1972、3年ごろに発売された、NITTOのグライフです。グライフといえば、このキットのあとにTAMIYAからも発売されていますし、ほぼ同時期にAIRFIXの32分の1キットもありますね。TAMIYAやAIRFIXのグライフのキットと比べると、いろいろと異なる点を発見しました。250/3であることはまちがいないのですが、ロンメル乗車のタイプを正確に再現したものではないないようです。足回りはモーターライズを前提としたキット(実際にモーターライズがあったかどうかは不明)であったためでしょう、転輪もキャタピラもオーバースケールで骨太になっていますが、上ものはなかなかの凝り様です。TAMIYAのグライフより、細かい部品に分割されているので、なかなか作り応えがありそうです。

◆今回の制作の方針

 グライフの正確なキットはGSIからも出ていますので、このキットはディスプレイキットですが、本来(?)NITTOの製品の姿、すなわち、モーターライズに改造して走らせようと思います。以前M4トラクターでやったのと同様に、TAMIYAのユニバーサルギアを組み込んで走らせるように改造することにしました。

◆実際の組み立て

1、TAMIYAのユニバーサルギヤボックスとモーターをボンネットに入れた。駆動軸の位置を合わせるのが一苦労、そこらじゅうの部品を削って何とか収まった。モーターやギヤボックスが戦闘室や操縦席に侵入しないので、モーターライズと内部構造の再現が両立したというわけ。

2、カーゴが電池ボックスなっていたが、ディスプレイキットなので、電池の接点などの部品は入っていない。たまたま、sdkfz251のモーターライズキットに付属のものを使用しないでとっておいたので、これを流用することにした。スイッチもTAMIYAのものを組み込み。本体とカーゴ間の配線を行った。キャタピラが経年変化でちぎれてしまっているのを糸で補修。この状態で走行実験をしてみたが、糸がドライブスプロケットに絡まってしまって万事休す。

3、上記の状況から、どうしようもなく約2年放置。しかし、救済方法がありました。日曜大工店で売っている、厚さ0.5ミリのゴムシートを使いました。幅3ミリくらいに細く気って、ちぎれたキャタピラの部分数箇所に貼り付けました。このキットのキャタピラはベルト式で、接着可能なやわらかい樹脂タイプでしたので、瞬着でガッチリとくっ付きました。こうしてキャタピラがよみがえり、走行実験も成功。

4、走らせるめどがたったので、上ものや内部の組み立てを開始。覗き穴の内側の造作も再現された精細なキットです。同じNITTOでも251の時代とはちがって、細かい部品が多く、TAMIYAのMMシリーズに負けないぞという意気込みを感じました。

5、内部を塗装(組み立ての後では塗れないので)し、全ての部品を載せたボディの上部を下部に接着。250/3のトレードマークである大型アンテナを接着して組み立ては終了。

6、戦闘室をティッシュでマスキングして、エアブラシで全体を塗装。マーキングは「GREIF」を使用した。先にも述べたように、TAMIYAやAIRFIXのグライフとは、やや違う形式のようだが、パッケージの完成写真に合わせてグライフのマーキングにした。

◆総括

 あしかけ3年あまりをかけてようやく完成。この当時は、超汎用戦車用ギヤボックスが発売されていなかったので、TAMIYAのギヤボックスを使用。モーターとギヤボックスがうまくボンネットに入ったため、モーターライズと内部構造再現が、両立できたのが収穫だった。

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複数アングル

タイガー極初期型とツーショット。北アフリカの一こま。 側面。三角形が基調ののデザインが印象的。

特徴的な固定式の車輪。 車体後ろにはジェリカンが7個も積んである。

牽引するカーゴの中に電池が入っている。ふたがあるので外からは見えない。 フィギュアはTAMIYAの旧金型のシュビムワーゲンに付属のもの。ロンメルっぽい雰囲気に塗装してみた。

車体に熱帯帽をぶら下げてみた。 水筒と飯ごうを付けた。

足回りはモーターライズを前提としたためだろう、ややオーバースケール。 童友社(旧ミドリ)の40分の1グライフと並べてみた。

足回りを組み立て走行実験をしました。牽引するカーゴが電池ボックスになっています。 ジェリカンを組み立て中。35分の1のAFVとしては、小さいが。部品はかなり多い。

これはGSIのキットです。


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