◆3号戦車N型

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3号戦車の35分の1模型がTAMIYAのMM11として発売されたのは、1971年の夏だ。今(2003年4月)から30年以上も前のキットということになる。発売直後に購入してM型として作ったので、今も山陰のT市の実家に保存してある。何分中学3年生のときの作品で3度も色を塗り直していたし、シュルツェンもなくてかなりひどい状態だ。最近、アーマーモデリングで3号戦車の特集があり、これに影響されて、TAMIYAのこの古参キットをもう一度作ってみたいという気持ちが湧きあがってきた。以前は50m長砲身のM型として作ったが、今回は、N型として作ることにした。

◆今回の制作方針

1、装備品や各部の部品を最近のものに取替える。

さすがに30年前のキットなので、ディテールが大まかだし、装備品が時代相応だ。このままではあまりに寂しいので、TAMIYAの3号L型の装備品、4号戦車車外装備品セットなどのものと交換することにした。

・車体上部と一体整形のワイヤーを削り取り、3号L型のものを使用。

・スコップ、ツルハシ、バール、エンジン始動クランク、ジャッキを交換(3号L型と4号戦車車外装備品セットより)。

・アンテナ基部、アンテナの格納するレール状のもの(3号L型より)

・車体前部のハッチのヒンジを取替え(3号L型のハッチから削り取ったもの)。

・車体両側のハッチを追加(3号L型より)。もしかして、N型にはもともとないかも(?)

・車体前面の機銃マウントと覗き窓の造作を3号型から拝借。、

・補助キャタピラを追加(DRAGONの3号、4号のあまり部品より)。

その他、エンジンの吸気孔(?)にネットをはったり荷物を載せたりした。ライトの位置などは、キットのまま。

2、派手めのダークイエローとオリーブグリーンの迷彩。

アーマーモデリングの2003年3月号にクルスク戦に投入された、第2戦車師団第3戦車連隊の3号M型のイラストが掲載されていた。同戦車連隊にはN型も配備されていたという記述があったので、このイラストを参考に塗装を行った。第3戦車連隊のマーク(ウイーン市の紋章)はたまたま、4号H型のデカールに入っていたので、それを使うことにした。

◆総括

このTAMIYAの旧作の3号戦車は、実車写真や他社の製品に比べると、全体的にややずんぐりむっくりな印象がある。キャタピラの幅が実際よりやや広いことがこういった印象を強める大きな要因になっているようだ。ところが、こうして組み上げてみると、力強いフォルムでいかにも戦車らしい。装備品を交換した以外は素組みだが、新しい装備品の繊細さと元の模型の豪快さが溶け合って、なかなかいい感じになったように思う。自我自賛しているわけではなく、旧キットの素性のよさと新金型の装備品を誉めてるだけなのでお許しを。なにはともあれ、30年ぶりの3号戦車作りは実に楽しかった。

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各部写真

全体。クルスク戦に投入されたN型という設定。フィギュアはTAMIYAのドイツ戦車兵小休止セットの1名。 側面。第3戦車師団第2戦車連隊のマーキングが鮮やか。ウイーン市の紋章だとか。

前面。補助装甲として補助キャタピラを追加。 後面。砲塔を取り巻くシェルツエンが独特の雰囲気を伝える。

このアングルは戦車の大きさを感じさせますね。 アーマーモデリング2003年3月号43PのM型のイラストとほぼ同じアングル。

砲塔拡大。砲塔の上にも補助キャタラを載せてみた。 一体モールドのワイヤーを削ってL型のものを使用。荷物もすこし載せた。

塗装前の状態。どんな所に手を入れたかが分かる。


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