◆スキャンメルタンクトランスポーター&チャーチルマーク7(AIRFIX 1/72)

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戦車はオフロードを走るのに適しているが、道路の上では不都合が多い。装輪車輌に比べて速度も出ないし燃費も悪い。しかも金属製の軌道では道路を傷める。そこで、道路で戦車を運ぶ際には戦車輸送車が使用される。今回紹介するスキャンメルタンクトランスポーターは、第二次世界大戦で使用された英国軍の車輌である。AIRFIXのインストによると、トラクターのホイールべースは約5メートル、トレーラを含めた長さは15メートルを超える。積載量の制限は30トンであったが、実際には70〜80トンまで牽引したそうである。最高スピードは約25km。この車輌は35分の1サイズでは、今まで(2006年3月11日)のところインジェクションキットは発売されていない、高価なレジンキットはあるようだが、それを買うのもまた作るのもたいへんなので、このAIRFIXの72分の1のキットを作ってみることにした。また、箱絵のチャーチル戦車を載せた姿が大変気に入ったので、同じシリーズのチャーチル戦車も購入して、同時に製作した。

◆今回の制作

1、とにかく素組み

 いつもどおり、とにかく素組みをすることにした。チャーチルを含めて部品数は合計200個。ミニスケールにしては多いが、車輪周りがかなりの部品数占めている。そこそこの数だ。組み立てている途中で、トレーラーの部品上に1961年というモールドを見つけた。このキットが1961年のものだということなのだろうか? だとしたら、45年もたっていることになる。今の水準で見ても素晴らしく繊細なキットで、バリや修正が必要な押し出しピン跡などもほとんどなく、特に大きな問題もなく、10時間ほどで組み立てが終わった。

2、ダークグリーンにチャコールグレイのミッキーマウス迷彩

 自前で調合したダークグリーンをエアブラシで吹いた。足回りは、オリーブドラブのような色でエアブラシ。戦車のキャタピラはポリなので、あらかじめ車のバンパー用のプライマーを塗っておいてから赤茶で塗装した。雲形のミッキーマウス迷彩は筆塗りをした。その後、エナメルの黒と茶を少し溶いたペトロールでウォッシングをし、最後にエナメルのフィールドグレー、ダークイエロー、タンなどを使ってドライブラシ。デカールを張った後、車輌全体をつや消しクリアの水性カンスプレーで吹いて完成。

◆総括

作っていてとても楽しいキットだった。とにかくこれまで作ったことのないアイテムというのは本当に楽しい。72分の1スケールのAFVを作るのは、高校生のときにハセガワミニボックスシリーズのシャーマンやタイガー1を作って以来だ。自分でいうのは変だが、そのころに比べると組み立て技術や塗装の技術(単に今はエアブラシがあるということだが)が上がっているので、昔に作ったものにくらべると、まあ、なんとか人様にお見せできるくらいになったように思う。ここ30年ほどAFVといえば35分の1しか作らなかったのだが、このこだわりを捨てると、35分の1で発売されていないアイテムがたくさんあって楽しくなってくる。とくに今回のタンクトランスポーターやLCVなどといったアイテムは、35だと非常に大きく、価格も高いし、完成後に保存場所に困るという問題も解決する。今後はミニスケールの製品についてもチャレンジしていきたい。

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複数アングル

外観。ダークグリーンとチャコールグレーのミッキーマウス迷彩。全長は210mm。 全長210mmのミニスケールとしてはかなりの大型キット。

トラクターは6輪。トレーラーはダブルタイヤで8輪である。 チャーチルの幅とピッタリ。

このように引き上げることも。 ミニスケールだがこのチャーチルの形は実物をしっかり捕らえているように思う。は。

トラクタは以下にもイギリスというデザイン。ガントラクターなどに通ずるデザイン。 組み立ての終わった状態。別のキットなので成型色が違う。


アメリカの代表的な戦車運搬車。

18ト重ハーフトラックを利用したドイツの戦車運搬車。

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