◆タイガー1 極初期型

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世界で最もたくさん生産された戦車といえば、T55、T34、M4シャーマンなどの名前が挙がると思うが、「最もたくさん作られたプラモデルの戦車はなにか?」と問われれば、タイガー1ということになるだろう。35分の1に限定しても現在購入可能な物だけで20種類ほどありそうだ。 TAMIYAのMMだけでも、56、146、194、202、216、227と6種類もある。MM56は1960年代のモータライズ製品をMM化したもので、発売から30年以上もたつ大ロングセラーキットである。146以降が新金型のもので、227が今回の極初期型。名前からわかるように、タイガー1型の「第1号」とでも言うべきものだ。1942年11月、連合軍の物量作戦に苦戦を強いられていた北アフリカのロンメル将軍の元に届けられた。「チュニジアの虎」と呼ばれる所以である。

◆今回の制作の流れ

1、「チュニジアの虎」に挑戦

タイガー1型は、これまで、35ではTAMIYAのモーターライズキット、MM56の初期型、OTAKIの中期型の3台。72では長谷川の初期型を作ったことがあるが、TAMIYAの新金型は作ったことがなかった。雑誌やHPなどであまりに情報量が多いため、自分でつくってしまったような気になってしまって、なかなか自分で作る気にはなれなかったからだ、ところが、知らず知らずのうちに2号F型、4号F2、1号45mm対戦車自走砲、バイソン2など北アフリカで使用されたアイテムが揃ってきてしまい。とうとうアフリカの戦いの最後の切り札であったタイガー1をコレクションに入れないわけにも行かなくなってきた。一年ほど前に購入していたものを今回ようやく作ることになったが、初期型などとは細部がいろいろと違っていて楽しかった。

2、過去の作例と何かちがったことをしたい

とは、思ってみたものの、そんな簡単に新しいアレンジのアイデアが浮かぶわけではない。とりあえず、次のようなことを考えた。

・M26パーシングのようにサスペンションを可動にしてみる。

・塗装に凝ってみる。

・砲弾箱、銃弾ケース、ヘルメットなどを載せてみる。

3、可動サスペンション

AMのキングタイガーの記事や、マットさん(「マットさんのお気楽モデリング」の管理者さんです。)に見せていただいた作例を参考に実際にやってみたら割に簡単に改造できた、、、、。と、思ったら意外な落とし穴があった。キットに付属のベルト式のキャタピラの浮き上がりを防止するため、転輪に接着したのだが、転輪がいっしょに持ち上がるという結果になってしまったので、この転輪まで固定することにした。モデルキャステンのキャタピラを使えばよかったのかも。

4、塗装とマーキング

「チュニジアの虎」は何色だったのか? これについて、インストには、第501重戦車大隊の車輌の一部は「チュニジアの風土に合わせて、現地でオリーブドラブで塗られていた説がある」というようなことが書いてあり、どのような色にするか迷ったのだが、やはり、今までの常識どおりドュウルケン・ゲルプ的な色にすることにした。最初、ジャーマングレイ、艦底色、オリーググリーンなどを斑に吹いてから、ミドルストーンを吹き、ウォッシングとドライブラシをし、足回りのなどはパステルで泥砂よごれを表現してみた。仕上げに艶消しクリアをー吹きし、最後にシルバーでワイヤや工具の鉄部をこすった。マーキングは、第501重戦車大隊第1中隊121号車とした。今後、「チュニジアの虎」はオリーブドラブという説が確定するようなことがあったら、もう一台作ってオリーブドラブが退色したカーキグリーンのような色で塗ってみよう。

5、荷物

車体の後部に別売りのアクセサリパーツの、砲弾ケース、銃弾箱、燃料タンク、ヘルメット、雑嚢などを載せてみた。やはり戦車はある程度荷物を載せた方が生活感や臨場感が醸し出されるようだ。

◆総括

いつもは、いい加減に塗装を行っているのだが、今回はいつもより入念に塗装を行って見た。キャタピラにオレンジ色の砂が挟まったような感じにしてみたが、砂の色がやや派手すぎたようだ。弾薬ケースの色が木製らしくできたように思う。フィギュアはキットに付属のものと、キューベルワーゲンに付属の兵1体だ。

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複数アングル

外観。前部の泥よけの隙間からキャタピラが覗いて荒々しい感じがGOOD。 側面。平面に置いているので可動サスが無意味?

前面。幅広のキャタピラ、強力な88mm砲が強調される。 後部。エアクリーナと排気管カバーがメカニカルな雰囲気を与える。

荷物を載せると面白い。弾薬ケースの色が結構お気に入りです。自己満足ですが、、。ただし、荷物でエッチングのグリルがあまり見えなくなってます。 キャタピラの隙間に泥と砂がつまった感じをパステルで表現。分厚い装甲って感じもしますね。

上の写真とあまり変わらないアングルだが、目線ですう。 キャタピラがなければ、サスがこんなに可動するのですが、、。

4号F2型との2ショット。並べてみると大きさの違いが一目瞭然。4号の車長曰く、「うへー、虎はでかい」 TAMIYAのMM56とのツーショット。旧金型のほうが全体的にごついです。キャタピラは新金型のものを履いてます。


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ここで紹介しているキットそのものです

エッチングパーツのエンジングリスです実感たっぷり

真ちゅう製の砲弾セットです。空薬きょう状態のものも入っています

タイガー1型の歴史や仕組みを解説。カラーの内部構造イラストや塗装例も収録されていて、模型作りにおおいに役立つ

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