
今回紹介するのは、古くから魚雷艇を建造してきたイギリスのボスパー社の戦後型魚雷艇だ。このキットは1971にTAMIYAが初めて発売した精密豪華な船舶模型である。アメリカの総合老舗プラモメーカーであるREVELL社では、昔から各種の船舶を模型化してきた。帆船、戦艦、タグボート、漁船などである。そして魚雷艇についてもケネディ大統領が乗船していたことで有名なPT109などをキット化していた。しかし、TAMIYAではそれまで、モーターライズをで走らせることを主目的とした小さな魚雷艇や、オリジナルのボート類は製品化していたが、REVELLのキットのように精密なスケールモデルはなかった。このボスパーのキットはそんな状況の中で発売された全長42.5cm、全幅11cm、部品点数250以上の大型キットだ。1971年はウォーターラインシリーズが始まった年でもある。TAMIYAが船舶モデルに本格的に参入することを世に知らしめた驚異的なキットであった。その後350分の1で、大和、武蔵、ビスマルク、ミズーリという巨艦を発売し、TAMIYAの大型戦艦モデルは定番となっている。これはあくまでも私の推測なのだが、このボスパーの製品化の際には、REVELLの名作であるPT109を超えることが目標にされたのではないかと思われる。スケールも同じ72分の1である。1971年というと、私が中学3年のときだ。突然、TAMIYAからものすごいキットが出たので驚いたものだ。当時の価格は1200円で、25分の1のタイガー戦車(ディスプレイキットが1700円)と並ぶ高級キットの1つだった。当時は買えなかったのだが、2005年の夏に、ネットオークションで見つけて購入。トイラジのメカを使って、RC化して走らせてみた。 ◆今回の制作方針 1、トイラジでRC化する タイヨーのラジカンの前輪方向変換メカ(電磁石)が残っていたので、これを舵用に使用。コントローラと受信機は中国製のトイラジのメカを使った。これが電波が20メートルほど届く強力で水物用にはグッドだった。もともと単2電池4本を使用するようになっていたが、ラジコンメカの重量とあわせると、水面が喫水線を入れて沈没しそうだったので、単3電池を4本使うように変更した。 2、その他は素組 こんな大きな船を作るのは、昔HASEGAWAのバンガードを作って以来だった。甲板の緑と船体色の塗りわけなども久しぶりで非常に緊張したが、なんとかそれなりに完成。 ◆総括 とにかく、これだけの大型キットが水の上を走ってくれたのはとても、うれしかった。6名の質のいいフィギュアが臨場感を高めてくれた。最近再販されて量販店でも見かける。作りやすくとても楽しいキットなので、是非お試しあれ。 |
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