◆M4A3E8 シャーマン

◆旧作紹介にもどる


傑作戦車シャーマンには数多くのバリエーションがあるが、このM4A3E8(通称イージーエイト)は、シャーマンの完成形といえるものだ。1944年にヨーロッパ戦線に登場し、戦後も数多くの国で使用された。日本の自衛隊でも61式戦車が配備されるまでの間自衛隊の主力戦車であった。現在(2003年)、35分の1キットで割に手に入りやすいのはドラゴンから発売されているものだが、今回に紹介するのは、1960年代に発売されていたTAMIYAのモーターライズキットだ。30年前に完成させていてボロボロになっていたものを、完全(?)レストアした。
 ライトガードは紛失していたので、プラバンで自作。砲盾周りはドラゴンのイージー エイトの完成写真を参考に真鍮線やプラバンで追加工作。両開きのハッチの蓋が1つ無くなっていたので、TAMIYAの初期型から 拝借。残っていたもう一つのふたはディテールアップ。ペリスコープはファインモールドを使用。ペリスコープガイドはイタレリのM36から移殖。荷物を手持ちのレジンやタミヤのジェリカンセットなどから拝借。車体一体モールドの工具を削ってACADEMYやTAMIYAのあまり部品から追加、機銃はアメリカ軍の火器セットのものと交換、、、、というようなことをやった。あと、接着剤を使って鋳造肌の再現をやってみた。
 30年前の製品であるため、現在のスケールモデルの標準的な考証レベルでみると、?なところもあるようだが、こうしてすこし手を入れてやると、結構見栄えが良くなった。このシャーマンは35分の1のモーターライズシリーズに入っていたが、実際には32分の1なので、最近のTAMIYAのM4A1より一回り大きく、横に並べると迫力がある。レストアにほとんど丸一日かかったが、30年前の模型がグレードアップして蘇ったので、いい気分だ。しかも、ちゃんと純正のギヤボックスでシングル走行する。
TAMIYAから新金型のE8が新発売されるのを熱望しているのだが、このまま、ノンスケールで再販してもかなり売れるではないだろうか。車体の載っているアメリカ兵はAIRFIXのマルチポーズフィギュア。32分の1なので大きさがちょうどピッタリだ。
 

クリックで写真が大きくなります。ミリタリモデル図鑑へ

各部写真

全体外観。実寸32分の1の迫力あるボディ。 側面。1960年代後半の製品だが、HVSSなどもよくできている。何よりチャンと走るのが楽しい。

前面。モーターライズのためにギヤハウジングの形状が実車と少し違うようだ。ライトガードはプラバンで自作。ライトはH-EYES。ちょっとオーバースケールだが車体が大きいのでまいっか。 後面。砲塔後部と車体後部にいろいろ載せてみた。砲塔のハッチにはペリスコープを追加。

戦車のこのアングルは、とてもかっこいいと思う。 元は砲盾のディテールが寂しかったので、真鍮線などでそれらしく追加工作をしてみた。

手持ちのレジンや各社の装備品(35分の1)を適当に載せてみた。32分の1の「背中」はやはり広いようだ。荷物が小さく見える。工具類は車体と一体のモールドだったので、削って別具品を他のキットのあまり部品などを付けた。 レストアする前の状態。1972年頃に作って、走らせて遊んでいるうちにライトガードは取れていた。


ホームに戻る


この本には76mm砲搭載のM4シャーマンの歴史、種類、内部構造イラスト、塗装図などが収録されており、模型作りに大いに役に立ちます。

ご注意:このホームページに収録されている写真、文章などを、TM FACTORY主催者あるいは各著作権者に無断で転載あるいはコピーすることはできません。なお、リンクはご自由にしていただいてかまいません。