4号戦車G型(NICHIMO 1/30)

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この戦車は中学校2年のときに父の同僚にいただいたものです。リモコン戦車は初めてでしたので、ほんとうにうれしくて何度も何度も走らせました。ちょうどそのころ家でステレオセットを購入したばかりだったので、ヴェートーベンの田園を聞きながらこの戦車を作ったのを覚えています。しばらく、遊んだころ、ポリエチレンのキャタピラが切れてしまったのですが、別売りの連結キャタピラがあるというのをインストに発見して、このキャタピラを注文しました。当時、組み立て式キャタピラというのは、TAMIYAの35分の1の世界では採用されておらず、25分の1のデラックスシリーズだけでした。送料込みで350円という当時としては高価なもので(M41ウォーカーブルドッグが350円で買えました)、こどもの私にとっては高価なものでしたが、注文したあと、送られてくるまでの間はとても長く感じられました。何日か経って送られてきたものは、150個あまりのキャタピラの一つ一つと同じ数のピンです。当時のことですから、バリも多く、穴も小さすぎて入らないものもあり、組み立てに非常に苦労した思い出があります。しかし、そのキャタピラをはめて走らせてみると、ポリのキャタピラとは明らかにちがった硬質な走りとなりました。そこにはゴムキャタピラやポリキャタピラでは味わえない鋼鉄の戦車らしい力強さがみなぎっていました。あれから、30年、今から数年前に、見つけたあの4号戦車は、山陰のT市の実家でホコリだらけになって眠っていました。いつのまにか、ギヤボックスからはモーターが一つはずされ、連結キャタピラは、1ピース足りなくなっていて走れません。ライトが紛失していたり、左後ろのフェンダーが壊れていたり、砲身が砲塔から外れたりと、ほとんどゴミ寸前でした。「レストアして走らせよう。」そう思って東京に持ち帰って4年。ようやく修理をすることにしました。

あとで分かったことですが。実はニチモのこのキットは最初、この組み立て式キャタピラ付きで発売されたようですが、おそらく、組み立てにくさが問題となったのでしょう。私が買ったころには、ポリキャタが標準となり、組み立て式キャタピラは別売のオプションとなっていたわけです。

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複数アングル

ドイツの軍馬、4号戦車の勇姿。 ストーロークは小さいが丈夫なサスペンション。

主砲は48口径75mm砲。 左後ろのフェンダーが壊れていたので、プラ版で修理した。

主砲は48口径75mm砲。 主組み立て可動式キャタピラなので、自然に垂れ下がる。

アンテナ線は鉄製だった。目を突くと危ないので、赤い透明の部品をつけてみた。もちろん実際にそんなものがついているわけではない。 マーキングはITALERIの35分の1のキットから、アフリカ戦線のF2型用のものをチョイス。フィクション。4号だから444という語呂合わせで遊んでみた。

フィギュアは2体付属。ちょっと顔が怖い。 ドライブスプロケットのギヤにキャタピラが食い込む。

キャタピラの不足分はプラ板で作成。試行錯誤の末3個目でやっと成功、3時間かかりました。モールドはないが、これでキャタピラは回る。満足満足。 ハッチ、砲身、ライトその他を修理して、だいぶ形が整ってきた。塗装は35年前の状態。

26モーターが2個入った頑丈そうなギヤボックス。モーターはさすがに30年経ってへたっていたので新品に交換した。 AIRFIXのマルチポーズフィギャとの組み合わせて写真を撮ってみた。


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