◆5号パンサーA型

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下記の本文中の赤文字部分は、10月23日に間違いに気づいて直した部分です。

1960年代に発売されたTAMIYAの35分の1のモーターライズキット。パンサーは昔からタイガーと人気を2分する大人気の戦車模型だった。このパンサーA型を購入したのは、1971年頃のようだ。一度TAMIYAのタンクカラーでダークイエローとレッドブラウンの塗装をしていたものを、1、2年たってから、全体にパテを塗ってコーティングを施し塗装をし直した。筆でレッドブラウンとダークグリーンのスポット塗装を行っている。車体のMG34が折れてしまったのを修正したときに、斜め下に下がってしまったようだ。マーキングにUの文字が見られるが、これはおそらく2号戦車のあまりデカールからとったようだ。もちろん(居直っているわけではないが)、考証の結果のマーキングではなくフィクションだ。このパンサーはTAMIYAのパンサーとしては2台目で、画期的な製品だっだった。何がすばらしいかというと、まず、キャタピラが黒いゴムでなかったことがある。このころは、T34/85もチーフテンもT10もみんな黒いゴムキャタピラだった。スプロケットホイールに歯車はなく、代わりに滑り止めのぎざぎざが付いていた。そんな時代に、パンサーはメタリック色の軟質プラスチックのキャタピラを履いて登場。スプロケットホイールのギアがキャタピラの穴にキッチリとはまって力強く動いた(この説明は間違いでした。前のスプロケットホイールはダミーです。後ろのアイドラーホイールに歯車がついていて、これがキャタピラのセンターの穴にはまって動きました。つまり実車は「前輪駆動」なのにこの模型は「後輪駆動」だったのです)。今でこそ、組立可動式のキャタピラでさえ珍しくないが、当時は、銀色のキャタピラはそれだけで高級感が感じられたものだ。また、千鳥配置の転輪の戦車模型としては、キングタイガーやタイガー1に先んじて、モーターライズによる走行が実現されていたことも書き添えておこう。そして、精密な(腕が別部品の)人形(記念すべきMM1の戦車兵セットの3人のうちの2人)がついていたことも驚きだった。SU100やM41の人形は半身像のいかにもオマケという感じだったのだが。さらに車体の2つのハッチ、砲塔の2つのハッチが開閉できた。このパンサーはモーターライスのキットではあったが、後のMMにつながる精密さがかなり取り入れられていた。その後、30年の年月のなかで、ニチモ、ITALERI、DRAGON、グンゼなどから次々に35分の1のパンサーが発売され、1990年代にはTAMIYAからもとうとう新金型のパンサーG型が登場した。昔のパンサーA型と新金型のG型とを並べて比較してみると、車体全体や砲塔がやや横に広がって幅広に見える。もともとA型は側面の装甲板の傾きがG型より緩やかなのでそのように見えるようだ。ただし、実際にキットを比較するとA型の方が車体の幅が若干広い。これはモーターライズで単二電池を入れるためのやむを得ない小改造と思われる。なお、「後輪」のアイドラーホイールに歯車があったというのは、モーターライズキットのことで、MM65のディスプレイキットのアイドラーホイールはモーターライズキットと同じものだが、インストで、歯車をカットするように指示されている。

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各部写真

外観。パテを塗って、ドライバーでコーティングの痕をつけた。塗装は筆でスポット迷彩。やや、平べったい印象。 側面。キングタイガーやタイガー1の模型に先んじて、千鳥配置の転輪で走行を実現した。実車は「前輪」がドライブスプロケットで「後輪」がアイドラーホイールだが、この模型の駆動輪は「後輪」でした。よく見ると、「後輪」がアイドラーホイールのはずなのに歯車が見える。

前面。車体上部と下部に段差があるが、ここをパテで修正すると電池が交換できなくなる。車体上部を外して電池を交換するようになっていた。 後面。ジャッキがはずれちゃっている。30年の間に、どこかに行っちゃったようです。砲塔の後ろのハッチも可動式でした。

子どもたちの大人気のパンサーA型の勇姿。ツィンメリットコーティングの方向は、キングタイガーなどと同じにしてしまったが、パンサーは方向が90度違うケースがふつうだったようだ。 コマンダーズハッチにはMG34が付いていた。車体下部両サイドの形状がA型特有のもの。アイドラーホイールであるべき「後輪」に歯車があって、キャタピラにはまっているのが見える。

スプロケットホイール拡大。キャタピラの穴にきっちり食い込んで力強くキャタピラを送り出した(この説明は間違いでした。このスプロケットホイールはダミーで、この模型の実際に駆動輪は、実車のアイドラーホイールでした)。 装備品も当時としては珍しく、別部品で構成されていた。当時は車体の表面にモールドされているといったケースも多かった。


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