霧ヶ滝(新温泉町)
Since 2008/07/09



 扇ノ山(1309.9m)から北東に伸びる深い谷(霧ヶ滝渓谷)にその滝はあります。2008年7月3日、妻と2人で訪ねました。

 前泊した湯村温泉から南へ、岸田川に沿った山あいの道(県道103号)を車で約30分進むと、右手に「霧ヶ滝渓谷入口」の標識が現れます。そこから先は徒歩です。旧温泉町発行のパンフレットでは、標識から滝までは約2.4km、片道約1時間のコースとなっています。私達は行きに1時間半、帰りに1時間かかりました。その間、人影はまったくありませんでした。

 帰路に立ち寄った「おもしろ昆虫化石館(新温泉町)」には、天井まで届く大きな霧ヶ滝の写真が飾られていました。 

  (写真はクリックすると大きくなります。)

入り口の標識
 ガードレールのすぐそばにあるのですが、近くの木立に邪魔されて大きい割に分かりにくいと感じました。すぐ下の(写真に写り込んでいる)鉄橋を渡って渓谷へ入ります。
 車は標識の100mほど先に停めました。そこは路肩が広くなっており、乗用車5〜6台は縦列駐車できます。

木橋

 標識から1kmほど入った地点にある木の橋です。見かけが新しそうではなく、強度に不安がありましたが、自分の体重(70kg)をかけてみて、そのときのたわみかげんで「大丈夫」と判断して渡りました。

鉄橋

 鉄製の橋が5〜6カ所に架けられていました。
約半数が壊れたり変形したりして危険な状態でした。
この写真はそのうちの一つです。そばに木の仮橋が作られていて、先へ進むことは出来ました。

スリル

 上の写真と同じ鉄橋を、渡り切って対岸から撮影しています。私などはこういうところを行くのもアウトドアの楽しみの一つですが、妻は、水量が多いこともあって、相当に緊張したようです。

渓谷
 薄暗い緑のトンネルが続きます。多湿ですが、立ち止まると流れを渡る風がヒンヤリと感じられます。不気味といえば不気味で、少し明るい場所に出るとホッとします。妻は「一人では怖くて来られないところ」と言っていました。山蛭(やまびる)を心配しましたが、さいわい二人とも取り付かれずに済みました。

霧ヶ滝
 薄暗い渓谷を抜けて滝が見えると、周囲がパッと明るくなったように感じました。穏やかで端正な、気品あふれる姿でした。

 但馬3名瀑のひとつで、落差約70m。その名の通り、落水が
途中で飛散して霧になるためか、滝壺がありません。


 ヤマアジサイやマタタビ、ウリノキなどが咲いていました。ギンバイソウはまだツボミでした。ゆっくり探せばもっと多くの珍しい花を見られたかもしれませんが、雲行きが怪しいので急ぎ車へ戻りました。その2時間後、鳥取市内を走行中に前が見えなくなるような激しい雨に遭遇しました。渓谷内でこの雨に遭っていたら無事では済まなかっただろうと身震いしました。

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