梅木窪ってどんなところ?


梅木窪は、多摩丘陵の北部、鶴見川の源流域にある谷戸の一つです。
谷戸の奥には、日量約1,000トンの湧水があり、その水は堂谷戸川(どうやとがわ)となり、近隣の田畑を潤し、谷戸山の景観とそこに暮らす生きものたちを育み、鶴見川へと注ぎます。

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■都立小山田緑地の分園として

梅木窪の一部は、都立小山田緑地の<清流ゾーン>として一部整備が進められ、<梅木窪分園>として開放されています。
その中心となるのが<アサザ池>です。アサザ池は、堂谷戸川の流れの一部を、以前、田んぼだった場所に引き込み、水辺のビオトープとして整備したところです。
名前のとおり、夏には黄色いアサザの花が水面をかざります。

■谷戸山の雑木林
堂谷戸川の流れに沿って、雑木林の丘が連なっています。
その尾根に沿って散策路が設けれ、四季をつうじて雑木林の自然とふれあうことができます。
春には、クヌギやコナラ、イヌシデなどの木々の若葉が光り、初夏の林床にはアマドコロやナルコユリなどの花が咲き、ミズキやホオノキなどの木の花も雑木林をかざります。
夏は昆虫の楽園となり、秋には紅葉で彩られ、冬には梢を渡る野鳥と出会えます。

■谷戸山の清流

堂谷戸川(どうやとがわ)は梅木窪の奥にある泉から湧き出し、約1.5キロメートル下流で鶴見川と合流する小さな川です。
その流れは谷戸山を潤す清流として、アブラハヤやホトケドジョウ、シマドジョウといった魚たちや、オニヤンマやヒガシカワトンボなどのトンボのヤゴ、トウキョウダルマガエルやイモリなどの両生類など、多くの生きものたちを育んでいます。